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安全データシート

ビス酢酸コバルト(II)

改訂日:2024-01-24版番號:1

1. 化學(xué)品及び會(huì)社情報(bào)

製品識(shí)別子

  • 製品名: ビス酢酸コバルト(II)
  • CB番號: CB2468327
  • CAS: 71-48-7
  • EINECS番號: 200-755-8
  • 同義語: ビス酢酸コバルト(II),酢酸コバルト

物質(zhì)または混合物の関連する特定された用途、および推奨されない用途

  • 関連する特定用途: ペイント?ワニス塗料の乾燥剤,陶器の顔料,觸媒,アルミ表面処理添加剤 (NITE CHRIP)
  • 推奨されない用途: なし

會(huì)社ID

  • 會(huì)社名:Chemicalbook
  • 住所:北京市海淀區(qū)上地十街匯煌國際1號棟
  • 電話:400-158-6606

2. 危険有害性の要約

GHS分類

分類実施日(物化危険性及び健康有害性)
GHS改訂4版を使用
H29.3.1、政府向けGHS分類ガイダンス (H25年度改定版 (ver1.1): JIS Z7252:2014準(zhǔn)拠) を使用
物理化學(xué)的危険性
-
健康に対する有害性
特定標(biāo)的臓器毒性 (反復(fù)ばく露)   區(qū)分1 (神経系、呼吸器、心血管系、甲狀腺、血液系)、區(qū)分2 (生殖器 (男性))
特定標(biāo)的臓器毒性 (単回ばく露)   區(qū)分2 (中樞神経系、消化管)、區(qū)分3 (気道刺激性)
生殖毒性   區(qū)分1B
発がん性   區(qū)分2
皮膚感作性   區(qū)分1A
呼吸器感作性   區(qū)分1A
眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性   區(qū)分2
急性毒性(経口)   區(qū)分4
分類実施日(環(huán)境有害性)
政府向けGHS分類ガイダンス (H25年度改定版 (ver1.1): JIS Z7252:2014準(zhǔn)拠) を使用
環(huán)境に対する有害性
水生環(huán)境有害性 (長期間)   分類未実施
水生環(huán)境有害性 (急性)   分類未実施

2.2 注意書きも含むGHSラベル要素

絵表示
GHS07GHS08GHS09
注意喚起語
危険
危険有害性情報(bào)
H410 長期継続的影響によって水生生物に非常に強(qiáng)い毒性。
H360 生殖能又は胎児への悪影響のおそれ。
H350 吸入すると発がんのおそれ。
H341 遺伝性疾患のおそれの疑い。
H334 吸入するとアレルギー、ぜん(喘)息又は呼吸困難を起こすおそれ。
H319 強(qiáng)い眼刺激。
H317 アレルギー性皮膚反応を起こすおそれ。
H302 飲み込むと有害。
注意書き
安全対策
P284 換気が不十分な場合、呼吸用保護(hù)具を著用すること。
P280 保護(hù)手袋/保護(hù)衣/保護(hù)眼鏡/保護(hù)面を著用すること。
P273 環(huán)境への放出を避けること。
P272 汚染された作業(yè)衣は作業(yè)場から出さないこと。
P270 この製品を使用するときに、飲食又は喫煙をしないこと。
P264 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。
P261 粉じんの吸入を避けること。
P202 全ての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。
P201 使用前に取扱説明書を入手すること。
応急措置
P391 漏出物を回収すること。
P337 + P313 眼の刺激が続く場合:醫(yī)師の診察/手當(dāng)てを受けること。
P333 + P313 皮膚刺激又は発しん(疹)が生じた場合:醫(yī)師の診斷/手當(dāng)てを受けること。
P308 + P313 ばく露又はばく露の懸念がある場合:醫(yī)師の診察/手當(dāng)てを受けること。
P305 + P351 + P338 眼に入った場合:水で數(shù)分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを著用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。
P302 + P352 皮膚に付著した場合:多量の水で洗うこと。
P301 + P312 + P330 飲み込んだ場合:気分が悪いときは醫(yī)師に連絡(luò)すること。口をすすぐこと。
保管
P405 施錠して保管すること。
廃棄
専門的な使用者に限定。
P501 內(nèi)容物/容器を承認(rèn)された処理施設(shè)に廃棄すること。

2.3 他の危険有害性

なし

3. 組成及び成分情報(bào)

  • 化學(xué)物質(zhì)?混合物の區(qū)別: 化學(xué)物質(zhì)
  • 化學(xué)特性(示性式、構(gòu)造式 等): C4H6CoO4
  • 分子量: 177.02 g/mol
  • CAS番號: 71-48-7
  • EC番號: 200-755-8
  • 化審法官報(bào)公示番號: 2-693
  • 安衛(wèi)法官報(bào)公示番號: -

4. 応急措置

4.1 必要な応急手當(dāng)

一般的アドバイス
応急措置擔(dān)當(dāng)者は自分が暴露しないよう、適切な防護(hù)を行う。 この安全データシートを擔(dān)當(dāng)醫(yī)に見せる。
吸入した場合
吸入後は新鮮な空気を吸うこと。ただちに醫(yī)師の診察を受けること。
皮膚に付著した場合
皮膚に接觸した場合: すべての汚染された衣類を直ちに脫ぐこと。 皮膚を流水/シャワーで洗うこと。 醫(yī)師に相談する。
眼に入った場合
眼に觸れた後は多量の水ですすぐこと。 眼科醫(yī)の診察を受けること。 コンタクトレンズをはずす。
飲み込んだ場合
飲み込んだ後はただちに水を飲ませること(多くても2杯) 醫(yī)師に相談する。

4.2 急性癥狀及び遅発性癥狀の最も重要な徴候癥狀

もっとも重要な既知の徴候と癥狀は、ラベル表示(項(xiàng)目2.2を參照)および/または項(xiàng)目11に記載されている

4.3 緊急治療及び必要とされる特別処置の指示

データなし

5. 火災(zāi)時(shí)の措置

5.1 消火剤

適切な消火剤
水噴霧、耐アルコール泡消火剤、粉末消火剤、二酸化炭素を使用すること。

5.2 特有の危険有害性

火災(zāi)時(shí)に有害な燃焼ガスや蒸気を生じるおそれあり。
可燃性。
コバルト/コバルト酸化物
炭素酸化物

5.3 消防士へのアドバイス

自給式呼吸器がある場合のみ危険區(qū)域に留まってもよい。安全なゾーンまで離れるか適切な保護(hù)衣を著用して、皮膚に觸れないようにすること。

5.4 詳細(xì)情報(bào)

消火水が、地上水または地下水のシステムを汚染しないようにする。

6. 漏出時(shí)の措置

6.1 人體に対する注意事項(xiàng)、保護(hù)具及び緊急時(shí)措置

救急隊(duì)員以外への助言: いかなる場合も、ほこりを生じさせたり吸い込んだりしないようにすること。觸れないようにすること。 十分な換気を確保する。 危険なエリアから避難し、緊急時(shí)手順に従い、専門家に相談のこと個(gè)人保護(hù)については項(xiàng)目 8 を參照する。

6.2 環(huán)境に対する注意事項(xiàng)

物質(zhì)が排水施設(shè)に流れ込まないようにする。

6.3 封じ込め及び浄化の方法及び機(jī)材

排水溝に蓋をすること。こぼれたら集めて結(jié)合させ、ポンプですくい取る。 物質(zhì)の制限があれば順守のこと (セクション 7、10參照) 慎重に行うこと。適切に廃棄すること。関連エリアを清掃のこと。 ほこりが生じないようにすること。

6.4 參照すべき他の項(xiàng)目

廃棄はセクション13を參照。

7. 取扱い及び保管上の注意

7.1 安全な取扱いのための予防措置

安全取扱注意事項(xiàng)
換気フードの下で作業(yè)すること。吸い込まないこと。
衛(wèi)生対策
汚した衣類はただちに替えること。予防的な皮膚保護(hù)を講じること。本物質(zhì)を取り扱った後は手と顔を洗うこと。注意事項(xiàng)は項(xiàng)目2.2を參照。

7.2 配合禁忌等を踏まえた保管條件

保管クラス
保管クラス (ドイツ) (TRGS 510): 6.1D: 不燃性、急性毒性カテゴリー3 / 毒性危険物または慢性効果を引き起こす危険物
保管條件
密閉のこと。 乾燥。 換気のよい場所で保管する。 鍵をかけておくか、資格のあるまたは認(rèn)可された人のみが出入りできる場所に入れておく。吸濕性あり

7.3 特定の最終用途

項(xiàng)目1.2に記載されている用途以外には、その他の特定の用途が定められていない

8. ばく露防止及び保護(hù)措置

8.1 管理濃度

コンポーネント別作業(yè)環(huán)境測定パラメータ
ACL: 0.02 mg/m3 - 作業(yè)環(huán)境評価基準(zhǔn)、健康障害防止指
TWA: 0.02 mg/m3 - 米國。 ACGIH限界閾値(TLV)

8.2 曝露防止

適切な技術(shù)的管理
汚した衣類はただちに替えること。予防的な皮膚保護(hù)を講じること。本物質(zhì)を取り扱った後は手と顔
を洗うこと。
保護(hù)具
眼/顔面の保護(hù)
NIOSH(US)またはEN 166(EU)などの適切な政府機(jī)関の規(guī)格で試験され、認(rèn)められた眼の
保護(hù)具を使用する。 保護(hù)眼鏡
皮膚及び身體の保護(hù)具
本推奨は、當(dāng)社発行の安全データシート,に記載されている製品およびその指定の使用法のみに
適用される。溶解、他の物質(zhì)との混合、およびEN374に記載の逸脫條件での使用については、
CE認(rèn)証手袋のサプライヤに問い合わせのこと(例. KCL GmbH, D-36124 Eichenzell, Internet:
www.kcl.de)
フルコンタクト
材質(zhì): ニトリルゴム
最小厚: 0.11 mm
破過時(shí)間: 480 min
試験物質(zhì):KCL 741 Dermatril? L
本推奨は、當(dāng)社発行の安全データシート,に記載されている製品およびその指定の使用法のみに
適用される。溶解、他の物質(zhì)との混合、およびEN374に記載の逸脫條件での使用については、
CE認(rèn)証手袋のサプライヤに問い合わせのこと(例. KCL GmbH, D-36124 Eichenzell, Internet:
www.kcl.de)
飛沫への接觸
材質(zhì): ニトリルゴム
最小厚: 0.11 mm
破過時(shí)間: 480 min
試験物質(zhì):KCL 741 Dermatril? L
身體の保護(hù)
保護(hù)衣
呼吸用保護(hù)具
リスクアセスメントによりろ過式呼吸用保護(hù)具が適切であると示されている場所では、工學(xué)的
制御のバックアップとして、N100型(US)またはP3型(EN 143)呼吸用保護(hù)具カートリッジ
付き全面形呼吸用保護(hù)具を使用する。呼吸用保護(hù)具が唯一の保護(hù)手段である場合、全面形送気
マスクを使用する。 NIOSH(US)またはCEN(EU)などの適切な政府機(jī)関の規(guī)格で試験され、
認(rèn)められた呼吸用保護(hù)具および部品を使用する。
環(huán)境暴露の制御
物質(zhì)が排水施設(shè)に流れ込まないようにする。

9. 物理的及び化學(xué)的性質(zhì)

物理的狀態(tài)

形狀
固體 (20℃、1気圧) (GHS判定)
淡桃色 (HSDB (2016))
臭い
データなし
臭いのしきい(閾)値
データなし
pH
データなし

融點(diǎn)?凝固點(diǎn)

140℃ (GESTIS (2016))

沸點(diǎn)、初留點(diǎn)及び沸騰範(fàn)囲

データなし

引火點(diǎn)

データなし

蒸発速度(酢酸ブチル=1)

データなし

燃焼性(固體、気體)

不燃性 (HSDB (2016))

燃焼又は爆発範(fàn)囲

データなし

蒸気圧

データなし

蒸気密度

データなし

比重(相対密度)

データなし

溶解度

水: 380 g/L (25℃) (GESTIS (2016)) メタノール: 2.1 g/100 g (15℃) (ATSDR (2004))

n-オクタノール/水分配係數(shù)

データなし

自然発火溫度

不燃性 (HSDB (2016))

分解溫度

270℃ (GESTIS (2016))

粘度(粘性率)

データなし

10. 安定性及び反応性

10.1 反応性

通常想定される。
可燃性有機(jī)物質(zhì)及び製剤に概ね該當(dāng):微細(xì)に分散し、舞い上がった場合、粉じん爆発を起こす可能性が

10.2 化學(xué)的安定性

標(biāo)準(zhǔn)的な大気條件(室溫)で化學(xué)的に安定。

10.3 危険有害反応可能性

酸化剤
酸類
反応性が増す:

10.4 避けるべき條件

情報(bào)なし
熱。

10.5 混觸危険物質(zhì)

データなし

10.6 危険有害な分解生成物

火災(zāi)の場合:項(xiàng)目5を參照

11. 有害性情報(bào)

急性毒性

経口
GHS分類: 區(qū)分4 ラットのLD50値 (OECD TG 401) として、503 mg/kg、819 mg/kg (SIAP (2014)、HSDB (Access on July 2016)) との2件の報(bào)告に基づき、區(qū)分4とした。
経皮
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
吸入:ガス
GHS分類: 分類対象外 GHSの定義における固體である。
吸入:蒸気
GHS分類: 分類対象外 GHSの定義における固體である。
吸入:粉じん及びミスト
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。

皮膚腐食性及び皮膚刺激性

GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。なお、ウサギの皮膚刺激性試験 (OECD TG 404) で刺激性なしとの報(bào)告がある (SIAP (2014))。また、本物質(zhì)の四水和物ではヒトで刺激性が報(bào)告されているが (HSDB (Access on July 2016))、元文獻(xiàn)が不明なため採用しなかった。

眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性

GHS分類: 區(qū)分2 ウサギの眼刺激性試験 (OECD TG 405) において、本物質(zhì)かあるいは本物質(zhì)の四水和物かは不明であるが、可逆性の眼刺激性変化が認(rèn)められていることから (SIAP (2014))、區(qū)分2とした。

呼吸器感作性

GHS分類: 區(qū)分1A 日本産業(yè)衛(wèi)生學(xué)會(huì)?許容濃度勧告では、コバルト及びその化合物として、気道感作性物質(zhì)第1群に掲載されている (産衛(wèi)學(xué)會(huì)勧告 (2015)) ことから、區(qū)分1Aとした。

皮膚感作性

GHS分類: 區(qū)分1A 塩化コバルトや硫酸コバルトはモルモットによる皮膚感作性試験 (マキシマイゼーション法) で陽性であり、塩化コバルトはヒトに対して皮膚感作性があることから、酢酸コバルトにも同様に皮膚感作性を有する可能性が示唆されている (SIAP (2014))。一方、コバルトによるヒトの接觸皮膚炎は多數(shù)報(bào)告されているが、コバルトにアレルギー性を示す患者に水溶性コバルトを反復(fù)ばく露しても濕疹を発癥しないことから、コバルトによるアレルギー性はコバルト塩類よりも金屬コバルト自體による可能性が示唆されている (ATSDR (2004))。相反する結(jié)果が報(bào)告されているが、日本産業(yè)衛(wèi)生學(xué)會(huì)?許容濃度勧告では、コバルト及びその化合物として、気道感作性物質(zhì)第1群に掲載されている (産衛(wèi)學(xué)會(huì)勧告 (2015)) ことから、區(qū)分1Aとした。

生殖細(xì)胞変異原性

GHS分類: 分類できない 本物質(zhì)のデータはない。In vivoでは、可溶性コバルト化合物 (Ⅱ) の塩化コバルトを用いたマウス骨髄細(xì)胞の小核試験、染色體異常試験で陽性の報(bào)告がある (ATSDR (2004)、CICAD 69 (2009)、環(huán)境省リスク評価書 (2013)) ものの、これらのデータは信頼性や妥當(dāng)性が十分ではない。また、作業(yè)者ばく露では、末梢血の有意な小核及びDNA傷害は検出されていないとの報(bào)告がある (SIAP (2014))。In vitroでは、可溶性コバルト化合物 (Ⅱ) は、細(xì)菌の復(fù)帰突然変異試験で陽性、陰性の報(bào)告、哺乳類培養(yǎng)細(xì)胞の小核試験、染色體異常試験、遺伝子突然変異試験で陽性である (ATSDR (2004)、CICAD 69 (2009)、環(huán)境省リスク評価書第11巻 (2013)、IARC 52 (1991)) が、上記のin vivo小核試験の報(bào)告の中で、分離したマウス骨髄細(xì)胞を用いて行ったin vitro 小核試験ではS9の有無にかかわらず陰性であった。SIAP (2014) では、可溶性コバルトは変異原性 (突然変異) を細(xì)菌、細(xì)胞に示さないが、in vitroでは染色體損傷を示し、これは活性酸素種 (ROS) によるものと推察され、Weight of evidenceによれば、in vivo染色體損傷試験での陰性知見及びヒト職業(yè)ばく露での陰性知見から、in vivoでは保護(hù)作用が機(jī)能するとしている。以上より、可溶性コバルト化合物はin vivoでの影響はなく、分類できないとした。

発がん性

GHS分類: 區(qū)分2 本物質(zhì)自體の試験データはないが、コバルト及びコバルト化合物に対し、IARCがグループ2B (IARC 52 (1991)) に、ACGIHがA3 (ACGIH (7th, 2001)) に、日本産業(yè)衛(wèi)生學(xué)會(huì)が第2群B (許容濃度の勧告 (2015)) に、NTPがR (NTP RoC (14th, 2016)) にそれぞれ分類している。したがって、本項(xiàng)は區(qū)分2とした。なお、EUは本物質(zhì)をCarc 1B に分類し、SVHC指定した (ECHA (2011))。

生殖毒性

以上、可溶性コバルト化合物では経口経路で雄生殖器官への有害性影響とそれによる受胎能の低下、並びに母動(dòng)物毒性のない用量で催奇形性を示すことが報(bào)告されている。本物質(zhì)も可溶性コバルト化合物であり、同様の生殖発生毒性を生じる可能性が十分にあると考えられ、本項(xiàng)は區(qū)分1Bとした。なお、EUは硫酸コバルト、二塩化コバルトなど無機(jī)コバルト化合物と共にに本物質(zhì)を Repr. 1Bに分類し、高懸念物質(zhì) (SVHC) に指定した (ECHA (2011))。
GHS分類: 區(qū)分1B 本物質(zhì)自體の生殖影響に関する情報(bào)はないが、可溶性コバルト化合物の情報(bào)が利用可能と考えられる。すなわち、雄ラットに塩化コバルト六水和物を混餌投與 (265 ppm: 20 mg Co/kg/day) した試験では、35日間投與後に精巣に中等度から重度のうっ血がみられ、70日間投與後には精巣の胚上皮及びセルトリ細(xì)胞における退行性ないし壊死性の変性に加えて、精原細(xì)胞や精母細(xì)胞、精子細(xì)胞への著しい影響が認(rèn)められた (環(huán)境省リスク評価書第11巻 (2013))。また、塩化コバルトを雄マウスに12週間飲水投與後に無処置雌と交配させた試験では、200 mg/L 以上で、精巣上體精子數(shù)の減少及び生存胎児數(shù)の減少、400 mg/L 以上で妊娠動(dòng)物數(shù)の減少 (雄の受胎能低下)、精巣重量の減少、精巣精子數(shù)の減少及び精子形成能の低下がみられ、精巣の組織検査ではライディッヒ細(xì)胞の肥大、うっ血した血管、精原細(xì)胞の変性、精細(xì)管及び間質(zhì)組織の壊死などが認(rèn)められた (環(huán)境省リスク評価書第11巻 (2013)、CICAD 69 (2006))。さらに、硫酸コバルトを妊娠雌ラットに強(qiáng)制経口投與 (妊娠1~21日) した試験では、母動(dòng)物毒性発現(xiàn)量 (100 mg/kg/dayで肝臓?副腎?脾臓相対重量の減少) より低い50 mg/kg/dayから、胎児に奇形発生 (頭蓋、脊柱、腎盂、尿細(xì)管、卵巣、精巣の奇形) が報(bào)告され、妊娠マウスへの経口投與 (妊娠6~15日) でも 50 mg/kg/day で、胎児の眼瞼、腎臓、頭蓋、脊椎に奇形発生がみられたと報(bào)告されている (環(huán)境省リスク評価書第11巻 (2013))。

特定標(biāo)的臓器毒性(単回ばく露)

以上の情報(bào)を総合すると、本物質(zhì)は中樞神経系と消化器への影響が考えられる。本物質(zhì)のデータを含むSIAPに記載された癥狀が區(qū)分2相當(dāng)の用量でみられたことから區(qū)分2 (中樞神経系、消化管) とした。また本物質(zhì)は気道刺激性を示すとの記載がある (環(huán)境省リスク評価第11巻 (2013))。したがって區(qū)分3 (気道刺激性) とした。
GHS分類: 區(qū)分3 (気道刺激性) ヒトの急性ばく露の癥例では、本物質(zhì)粉末の吸入を伴う作業(yè)後まもなく嘔吐、上胃部の激しい疼痛と圧痛、四肢の疼痛と顕著な脫力感、3日目に吐血と便潛血を生じたという報(bào)告が2件あるが、ばく露の狀況や癥狀の経過の記載が非常によく似ており、同一の癥例の可能性がある (HSDB (Access on July 2016))。実験動(dòng)物では投與量の記載はないが、ラットへの本物質(zhì)の単回強(qiáng)制経口投與により、鎮(zhèn)靜、下痢、體溫低下がみられたとの報(bào)告がある (HSDB (Access on July 2016))。また、本物質(zhì)を含む四種類の可溶性コバルト塩 (硫酸コバルト(Ⅱ)、硝酸コバルト(Ⅱ)、塩化コバルト(Ⅱ)、酢酸コバルト(Ⅱ)) の全ての結(jié)果に関する記載として、、ラットの急性経口投與試験で、投與の最高用量 (區(qū)分2相當(dāng)の用量) で鎮(zhèn)靜、下痢、死亡前の振戦と痙攣、體溫低下、心拍數(shù)増加及び立毛を惹起したが、主要臓器には肉眼的な変化はみられず、ほとんどの影響は72時(shí)間後には消失したとの記載がある (SIAP (2014))。 更に塩化コバルト(Ⅱ) (CAS番號 7646-79-9) は、ラットの単回経口投與試験において區(qū)分1相當(dāng)の用量で、自発運(yùn)動(dòng)低下、筋緊張低下、呼吸數(shù)減少、胃腸管への影響が報(bào)告されており (ATSDR (2004))、GHS分類では區(qū)分1 (中樞神経系、消化管) として分類されている (平成27年度)。

特定標(biāo)的臓器毒性(反復(fù)ばく露)

実験動(dòng)物ではラットに塩化コバルトを7ヵ月間強(qiáng)制経口投與した試験において、0.5 mg Co/kg/day以上の用量で、赤血球數(shù)及びヘモグロビン量の増加が認(rèn)められている (環(huán)境省リスク評価第11巻 (2013)、CICAD 69 (2006))。また、塩化コバルトの六水和物をラットに8週間強(qiáng)制経口投與した試験でも血液影響がみられている (環(huán)境省リスク評価第11巻 (2013)、CICAD 69 (2006))。この他、硫酸コバルト七水和物のラット、又はマウスを用いた13週間、又は2年間吸入ばく露試験において、ラット、マウスともに0.3 mg/m3 (コバルトとして0.11 mg/m3) の低濃度から、呼吸器に炎癥性組織変化がみられ、ラット13週間ばく露では、加えて血液影響 (多血癥、血小板數(shù)減少、網(wǎng)狀赤血球數(shù)増加) もみられている (環(huán)境省リスク評価第11巻 (2013)、CICAD 69 (2006))。この他、雄マウスに塩化コバルトを200~800 ppmの濃度で12週間飲水投與した試験で、400~800 ppm (47~93 mg/kg/day、コバルトとして21~42 mg/kg/day) (90日間換算値:コバルトとして19.6~39.2 mg/kg/day) で精巣重量減少、精巣上體精子數(shù)の減少、精子形成能の低下、精細(xì)管及び間質(zhì)組織の変性がみられたとの報(bào)告がある (環(huán)境省リスク評価第11巻 (2013)、CICAD 69 (2006))。以上より、実験動(dòng)物での可溶性コバルト化合物の標(biāo)的臓器は呼吸器、血液系、精巣と考えられ、精巣は區(qū)分2、他は區(qū)分1の用量範(fàn)囲での影響であった。 以上、ヒト及び実験動(dòng)物での可溶性コバルト化合物の反復(fù)ばく露影響に関する情報(bào)に基づき、本項(xiàng)は區(qū)分1 (神経系、呼吸器、心血管系、甲狀腺、血液系)、區(qū)分2 (生殖器 (男性)) とした。
GHS分類: 區(qū)分1 (神経系、呼吸器、心血管系、甲狀腺、血液系)、區(qū)分2 (生殖器 (男性)) 本物質(zhì)の水溶解度として水に可溶 (CICAD 69 (2006))、水にすぐ溶ける (HSDB (Access on July 2016)) との記載がある。 本物質(zhì)についてヒト及び実験動(dòng)物において関連する情報(bào)はない。 可溶性コバルトの情報(bào)として、ヒトにおいて、貧血の治療用に塩化コバルト又は硫酸コバルトを投與した際の過剰障害として、神経系 (食欲不振、吐き気、耳鳴り、難聴、神経障害)、甲狀腺 (甲狀腺腫、甲狀腺へのヨウ素の取り込み阻害) への影響、ボランティアに塩化コバルトを経口投與した結(jié)果、赤血球系の造血亢進(jìn)がみられた他、自覚癥狀として頭痛、腹部不快感の主訴が多かったとの報(bào)告がある (環(huán)境省リスク評価第11巻 (2013)、CICAD 69 (2006))。また、かつてビールの泡の安定化目的で、硫酸コバルトが添加されており、多量にコバルトを含むビールの大量消費(fèi)者に心筋癥による死亡例が報(bào)告され、コバルトの心筋障害作用が懸念され (CICAD 69 (2006)、ACGIH (7th, 2001))、コバルトの添加制限を行うことにより、心筋癥の発生とそれによる死亡例は消失したとされる (環(huán)境省リスク評価第11巻 (2013))。以上より、ヒトでの本物質(zhì)を含む可溶性コバルト化合物の反復(fù)ばく露による標(biāo)的臓器として、神経系、心血管系、甲狀腺、血液系が挙げられる。

吸引性呼吸器有害性

GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。

12. 環(huán)境影響情報(bào)

12.1 生態(tài)毒性

魚毒性
半靜止試験 LC50 - Pimephales promelas (ファットヘッドミノウ) - 1.86 mg/l
- 96 h
(US-EPA)
備考: (類似製品と同様)
値は以下の物質(zhì)と同様に得られる。 塩化コバルト(II)六水和物
ミジンコ等の水生無脊
止水式試験 LC50 - Ceriodaphnia dubia (ミジンコ) - 0.385 mg/l - 48 h
椎動(dòng)物に対する毒性
(US-EPA)
藻類に対する毒性
止水式試験 ErC50 - Pseudokirchneriella subcapitata - 0.095 mg/l - 72 h
(OECD 試験ガイドライン 201)
微生物毒性
止水式試験 EC50 - 活性汚泥 - 120 mg/l - 30 min
(OECD 試験ガイドライン 209)
備考: (陽イオンで)
(類似製品と同様)
値は以下の物質(zhì)と同様に得られる。 塩化コバルト(II)

12.2 殘留性?分解性

生分解性
好気性 - 曝露時(shí)間 28 d
結(jié)果: 74.55 % - 生分解性
(OECD テスト ガイドライン 301B)
備考: (10 day time window criterion) を満足していない。

12.3 生體蓄積性

データなし

12.4 土壌中の移動(dòng)性

データなし

12.5 PBT および vPvB の評価結(jié)果

化學(xué)物質(zhì)安全性評価が必要ではない/行っていないため、PBT/vPvB評価データはない。

12.6 內(nèi)分泌かく亂性

データなし

12.7 他の有害影響

データなし

13. 廃棄上の注意

13.1 廃棄物処理方法

製品
內(nèi)容物及び容器は、関連法規(guī)及び各自治體の條例等の規(guī)制に従い、産業(yè)廃棄物として適切に処理すること。

14. 輸送上の注意

14.1 國連番號

ADR/RID (陸上規(guī)制): 3077    IMDG (海上規(guī)制): 3077    IATA-DGR (航空規(guī)制): 3077

14.2 國連輸送名

IATA-DGR (航空規(guī)制): Environmentally hazardous substance, solid, n.o.s. (cobalt(II)-
(cobalt(II)-acetate)
IMDG (海上規(guī)制): ENVIRONMENTALLY HAZARDOUS SUBSTANCE, SOLID, N.O.S.
バルト(II))
ADR/RID (陸上規(guī)制): ENVIRONMENTALLY HAZARDOUS SUBSTANCE, SOLID, N.O.S. (酢酸コ
acetate)

14.3 輸送危険有害性クラス

ADR/RID (陸上規(guī)制): 9    IMDG (海上規(guī)制): 9    IATA-DGR (航空規(guī)制): 9

14.4 容器等級

ADR/RID (陸上規(guī)制): III IMDG (海上規(guī)制): III IATA-DGR (航空規(guī)制): III

14.5 環(huán)境危険有害性

該當(dāng)
ADR/RID: 該當(dāng) IMDG 海洋汚染物質(zhì)(該當(dāng)?非該當(dāng)): IATA-DGR (航空規(guī)制): 該當(dāng)

14.6 特別の安全対策

14.7 混觸危険物質(zhì)

EHSマーク(ADR 2.2.9.1.10, IMDGコード 2.10.3)5 kg / L 以下で、危険物クラス 9 に該當(dāng)しないパッケー
危険物(液體 >5Lまたは固體 >5kg)を有する內(nèi)裝容器を含む、単一容器および複合容器に必要とされる
詳細(xì)情報(bào)

15. 適用法令

労働安全衛(wèi)生法

名稱等を表示すべき危険物及び有害物(法第57條第1項(xiàng)、施行令第18條第1號、第2號別表第9) 名稱等を通知すべき危険物及び有害物(法第57條の2、施行令第18條の2第1號、第2號別表第9)

大気汚染防止法

有害大気汚染物質(zhì)に該當(dāng)する可能性がある物質(zhì)(中央環(huán)境審議會(huì)第9次答申)

化學(xué)物質(zhì)排出把握管理促進(jìn)法(PRTR法)

第1種指定化學(xué)物質(zhì)(法第2條第2項(xiàng)、施行令第1條別表第1)

外國為替及び外國貿(mào)易管理法

輸出貿(mào)易管理令別表第1の16の項(xiàng)

労働基準(zhǔn)法

疾病化學(xué)物質(zhì)(法第75條第2項(xiàng)、施行規(guī)則第35條別表第1の2第4號1)

16. その他の情報(bào)

略語と頭字語

TWA: 時(shí)間加重平均
STEL: 短期暴露限度
RID: 鉄道による危険物の國際運(yùn)送に関する規(guī)則
LD50: 致死量 50%
LC50: 致死濃度 50%
IMDG: 國際海上危険物
IATA:國際航空運(yùn)送協(xié)會(huì)
EC50: 有効濃度 50%
CAS: ケミカルアブストラクトサービス
ADR: 道路による危険物の國際輸送に関する歐州協(xié)定

參考文獻(xiàn)

【1】労働安全衛(wèi)生法 ウェブサイト https://www.mhlw.go.jp
【2】化學(xué)物質(zhì)審査規(guī)制法(化審法)https://www.env.go.jp
【3】化學(xué)物質(zhì)排出把握管理促進(jìn)法(PRTR法) https://www.chemicoco.env.go.jp
【4】NITE化學(xué)物質(zhì)総合情報(bào)提供システム (NITE-CHRIP)https://www.nite.go.jp/
【5】カメオケミカルズ公式サイト http://cameochemicals.noaa.gov/search/simple
【6】ChemIDplus、ウェブサイト http://chem.sis.nlm.nih.gov/chemidplus/chemidlite.jsp
【7】ECHA - 歐州化學(xué)物質(zhì)庁、ウェブサイト https://echa.europa.eu/
【8】eChemPortal - OECD 化學(xué)物質(zhì)情報(bào)グローバルポータル、ウェブサイトhttp://www.echemportal.org/echemportal/index?pageID=0&request_locale=en
【9】ERG - 米國運(yùn)輸省による緊急対応ガイドブック、ウェブサイトhttp://www.phmsa.dot.gov/hazmat/library/erg
【10】有害物質(zhì)に関するドイツ GESTIS データベース、ウェブサイトhttp://www.dguv.de/ifa/gestis/gestis-stoffdatenbank/index-2.jsp
【11】HSDB - 有害物質(zhì)データバンク、ウェブサイト https://toxnet.nlm.nih.gov/newtoxnet/hsdb.htm
【12】IARC - 國際がん研究機(jī)関、ウェブサイト http://www.iarc.fr/
【13】IPCS - The International Chemical Safety Cards (ICSC)、ウェブサイトhttp://www.ilo.org/dyn/icsc/showcard.home
【14】Sigma-Aldrich、ウェブサイト https://www.sigmaaldrich.com/
免責(zé)事項(xiàng):

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