急性毒性
経口
GHS分類(lèi): 區(qū)分外 ラットのLD50値として、5,660 mg/kg (ACGIH (7th, 2013)、DFGOT vol. 7 (1996))、5,080 mg/kg (雌)、6,530 mg/kg (雄)、6,560 mg/kg (PATTY (6th, 2012))、9,600 mg/kg (給餌)、7,300 mg/kg (絶食) (ACGIH (7th, 2013))、9,623 mg/kg (給餌)、7,292 mg/kg (絶食) (PATTY (6th, 2012)、EU-RAR (1999)、ECETOC TR 64 (1995)) との報(bào)告に基づき、區(qū)分外とした。
経皮
GHS分類(lèi): 區(qū)分外 ラットのLD50値として、> 2,000 mg/kg (DFGOT vol. 7 (1996))、ウサギのLD50値として、2,764 mg/kg (PATTY (6th, 2012)、EU-RAR (1999)、ECETOC TR 64 (1995))、3,000~4,000 mg/kg (DFGOT vol. 7 (1996))、4,000 mg/kg (PATTY (6th, 2012)) との報(bào)告に基づき、區(qū)分外 (國(guó)連分類(lèi)基準(zhǔn)の區(qū)分5) とした。
吸入:ガス
GHS分類(lèi): 分類(lèi)対象外 GHSの定義における液體である。
吸入:蒸気
GHS分類(lèi): 分類(lèi)できない データ不足のため分類(lèi)できない。
吸入:粉じん及びミスト
GHS分類(lèi): 分類(lèi)できない データ不足のため分類(lèi)できない。ラットに飽和蒸気 (28.8 ppm) を7時(shí)間ばく露した結(jié)果 (4時(shí)間換算値: 38.1 ppm)、死亡例なしとの報(bào)告 (EU-RAR (1999)、ECETOC TR 64 (1995)) があるが、このデータのみでは分類(lèi)できない。
皮膚腐食性及び皮膚刺激性
GHS分類(lèi): 區(qū)分外 本物質(zhì) (未希釈) をウサギ又はモルモットに適用した結(jié)果、軽度の刺激性がみられたとの報(bào)告 (PATTY (6th, 2012)) や、ウサギの皮膚に長(zhǎng)期間または反復(fù)適用した結(jié)果軽度の刺激性がみられたとの記載 (ECETOC TR64 (2005)、BUA 204 (1997)) がある。なお、EU-RAR (1999) は、ウサギ又はラットを用いた経皮への反復(fù)投與 (2000mg/kg) で影響がみられなかったことから皮膚刺激性の區(qū)分はつかないと判斷している (EU-RAR (1999))。詳細(xì)は不明であるがヒトに対する原液のパッチテストの結(jié)果、何人かに紅斑がみられたとの報(bào)告がある (DFGOT vol. 7 (1996))。以上の結(jié)果から、區(qū)分外 (國(guó)連分類(lèi)基準(zhǔn)の區(qū)分3) とした。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
GHS分類(lèi): 區(qū)分2A ウサギの眼に本物質(zhì)0.1 mLを適用した結(jié)果、中等度の眼刺激性が認(rèn)められたが14日以?xún)?nèi)に回復(fù)した (ECETOC TR64 (1995)、ACGIH (7th, 2001)、PATTY (6th, 2012)) との報(bào)告がある。なお、本物質(zhì)は、EU CLP分類(lèi)において「Eye. Irrit. 2 H319」に分類(lèi)されている (ECHA CL Inventory (2015))。中等度の刺激性との記載、及び回復(fù)性の記載からガイダンスに従い區(qū)分2Aとした。
呼吸器感作性
GHS分類(lèi): 分類(lèi)できない データ不足のため分類(lèi)できない。
皮膚感作性
GHS分類(lèi): 分類(lèi)できない データ不足のため分類(lèi)できない。なお、モルモットを用いたMaximization testにおいて感作性はみられなかった (ECETOC TR. 64 (1995)、BUA 204 (1997)) との報(bào)告や、感作性がないとの試験報(bào)告 (EU-RAR (1999)) があるが、結(jié)果の詳細(xì)等不明であるため分類(lèi)に用いるには不十分なデータと判斷した。 情報(bào)を精査し區(qū)分を変更した。
生殖細(xì)胞変異原性
GHS分類(lèi): 分類(lèi)できない ガイダンスの改訂により「區(qū)分外」が選択できなくなったため、「分類(lèi)できない」とした。すなわち、in vivoでは、マウス骨髄細(xì)胞の小核試験で陰性 (DFGOT vol. 7 (1996)、EU-RAR (1999)、ACGIH (7th, 2013)、PATTY (6th, 2012))、in vitroでは、マウスリンフォーマ試験で弱陽(yáng)性の結(jié)果はあるが、それ以外の試験、すなわち、細(xì)菌の復(fù)帰突然変異試験、哺乳類(lèi)培養(yǎng)細(xì)胞の染色體異常試験、遺伝子突然変異試験、不定期DNA合成試験で陰性である (ACGIH (7th, 2013)、DFGOT vol. 7 (1996)、EU-RAR (1999)、PATTY (6th, 2012))。
発がん性
GHS分類(lèi): 分類(lèi)できない 國(guó)際機(jī)関による分類(lèi)もされておらず、データ不足のため分類(lèi)できない。
生殖毒性
GHS分類(lèi): 分類(lèi)できない ヒトの生殖影響に関する情報(bào)はない。実験動(dòng)物では、本物質(zhì)をラットの雌雄いずれかに交配前から強(qiáng)制経口投與し、非ばく露のペアーと交配させた1世代試験において、1,000 mg/kg/dayまでの用量で、雌雄親動(dòng)物の繁殖能への有害影響はみられなかったが、1,000 mg/kg/dayのF1出生児に哺育期後期の體重増加抑制がみられた (EU-RAR (1999))。また、ラットに交配前13週間、及び雌は妊娠20日まで、2,000 mg/kg/dayを経皮適用した1世代試験でも雌雄ともに繁殖能への有害影響は認(rèn)められなかった (EU-RAR (1999)、ACGIH (7th, 2013))。 一方、発生毒性影響としては、妊娠雌ラットの器官形成期 (妊娠6-15日) に強(qiáng)制経口投與した発生毒性試験において、母動(dòng)物の25%が死亡する高用量 (2,050 mg/kg/day) まで投與しても、新生児の出生數(shù)、生後3日までの生存率、體重推移に影響はみられなかった (催奇形性の有無(wú)は評(píng)価対象外) との記述、並びに妊娠雌ラットの全妊娠期間を通して混餌投與した催奇形性試験では、母動(dòng)物に體重増加抑制がみられる用量でも、出生前後の発生影響はみられなかったとの記述がある (EU-RAR (1999)、ACGIH (7th, 2013))。また、妊娠ウサギの器官形成期 (妊娠8~19日) に閉塞経皮適用した催奇形性試験において、母動(dòng)物に統(tǒng)計(jì)的に有意ではないが體重増加抑制の傾向がみられ、皮膚刺激性が観察される用量まで投與したが、胎児には奇形も含めて発生毒性はみられなかったとの記述がある (EU-RAR (1999)、ACGIH (7th, 2013))。 以上、実験動(dòng)物では経口及び経皮の2経路で、親動(dòng)物の繁殖能への有害影響、及び奇形を含む発生毒性影響は概ね生じないと考えられるが、経口経路のラット1世代試験では高用量群の出生児に哺育期間中の成長(zhǎng)抑制を示唆する結(jié)果も得られており、「區(qū)分外」とするにはヒトの知見(jiàn)も含めてデータが不十分と判斷された。よって、本項(xiàng)は「分類(lèi)できない」とした。
特定標(biāo)的臓器毒性(単回ばく露)
GHS分類(lèi): 區(qū)分3 (麻酔作用) ヒトに関する情報(bào)はない。実験動(dòng)物では、ウサギへの區(qū)分2相當(dāng)の2,000 mg/kg経口投與で死亡が発生し、1,060 mg/kgで腹臥位、一過(guò)性の無(wú)緊張、脫力狀態(tài)、呼吸促進(jìn)、麻酔癥狀、腎臓傷害がみられた (DFGOT vol. 7 (1996))。また、「本物質(zhì)は経口及び経皮経路で急性毒性は弱い?!工趣吻閳?bào)、「マウス、ラットの経口投與で、死亡前の毒性徴候は活動(dòng)低下、努力呼吸、食欲低下、衰弱、振戦」であるが、その用量は區(qū)分2を超えること、「ウサギの経皮ばく露で、食欲低下、腎臓肥大、腎盂の褪色、胸腺における浮腫や出血性傷害」がみられたが、その用量は區(qū)分2を超える (以上、EU-RAR (1999))。 以上より、ウサギの経皮ばく露で腎臓への影響が考えられるが、區(qū)分2を超える用量範(fàn)囲のため、腎臓を區(qū)分対象としなかった。その他の所見(jiàn)は、麻酔作用によるものであるため、區(qū)分3(麻酔作用) とした。 情報(bào)を確認(rèn)し、舊分類(lèi)の區(qū)分を見(jiàn)直した。
特定標(biāo)的臓器毒性(反復(fù)ばく露)
GHS分類(lèi): 區(qū)分1 (呼吸器、肝臓) ヒトに関する情報(bào)はない。 実験動(dòng)物では、ラットを用いた5週間吸入毒性試験において、117 mg/m3 (ガイダンス値換算: 0.0325 mg/L) で肝臓の相対重量増加、肝細(xì)胞脂肪変性がみられている (EU-RAR (2000))。また、ラットを用いた2週間吸入毒性試験において、100 mg/m3 (ガイダンス値換算: 0.011 mg/L) で血管周?chē)旒挨託莨苤е車(chē)欷晤w粒球白血球の細(xì)胞浸潤(rùn)、細(xì)気管支化、肺重量増加がみられている (EU-RAR (2000))。これらはいずれも區(qū)分1の範(fàn)囲でみられた。なお、血液系 (赤血球) への影響として溶血がみられたが區(qū)分2の範(fàn)囲を超える用量であった。 ラットを用いた6週間強(qiáng)制経口投與毒性試験において、溶血性貧血、肝臓重量増加、前胃の角化亢進(jìn)?棘細(xì)胞増生がみられ (EU-RAR (2000)、PATTY (6th, 2012)、DFGOT vol. 7 (1996))、13週間飲水投與毒性試験において溶血性貧血、肝臓重量増加がみられた (PATTY (6th, 2012))。これらは區(qū)分2の範(fàn)囲を超える用量であった。 ラットを用いた13週間経皮投與毒性試験において、全身影響はみられていない (EU-RAR (2000)、PATTY (6th, 2012))。 したがって、區(qū)分1 (呼吸器、肝臓) とした。
吸引性呼吸器有害性
GHS分類(lèi): 分類(lèi)できない データ不足のため分類(lèi)できない。なお、HSDB (2015) に収載された數(shù)値データより、動(dòng)粘性率計(jì)算値は0.069 mm2/sec (20℃) (粘性率: 0.0649 mPa?s; 密度 (比重) : 0.9536) と算出される。