急性毒性
経口
ラットのLD50は >5000 mg/kg(IUCLID (2000)) および>12224 mg/kg(KemI-Riskline (2002))である。GHS分類:區(qū)分外 ラットのLD50は >5000 mg/kg(IUCLID (2000)) および>12224 mg/kg(KemI-Riskline (2002)、List2相當)に基づき區(qū)分外とした
経皮
ウサギのLD50値は12224 mg/kg(雄)、>12224 mg/kg(雌)、>2000 mg/kg(KemI-Riskline (2002))である。GHS分類:區(qū)分外 ウサギのLD50値は12224 mg/kg(雄)、>12224 mg/kg(雌)、>2000 mg/kg(KemI-Riskline (2002))に基づき區(qū)分外とした。
吸入:ガス
GHSの定義における液體である。GHS分類:分類対象外 GHSの定義における液體である。
吸入:蒸気
ラットに蒸気でのばく露により、LC50値は >48 mg/L/1h (>3614 ppm/4h)(IUCLID (2000))と報告されているが、別の試験でラットに飽和蒸気圧濃度を1時間ばく露で死亡なし(KemI-Riskline (2002))との結(jié)果から、LC50は飽和蒸気圧濃度(368 mg/L/1h) (4時間ばく露換算値:>184 mg/L/4h)以上となる。GHS分類:區(qū)分外 ラットに蒸気でのばく露により、LC50値は >48 mg/L/1h (>3614 ppm/4h)(IUCLID (2000))と報告されているが、別の試験でラットに飽和蒸気圧濃度を1時間ばく露で死亡なし(KemI-Riskline (2002))との結(jié)果から、LC50は飽和蒸気圧濃度(368 mg/L/1h) (4時間ばく露換算値:>184 mg/L/4h)以上となり、區(qū)分外に相當する。
吸入:粉じん及びミスト
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
皮膚腐食性及び刺激性
ウサギを用いた試験(EPA Testing Guidelines;GLP)において、刺激性なし(not irritating)との結(jié)果(IUCLID (2000))がある。GHS分類:區(qū)分外 ウサギを用いた試験(EPA Testing Guidelines;GLP)において、刺激性なし(not irritating)との結(jié)果(IUCLID (2000))に基づき區(qū)分外とした。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
ウサギの眼に適用1時間後、虹彩で重度の刺激、結(jié)膜で軽度刺激から無刺激が観察されたが、24時間以降癥狀は消失し、軽微な刺激性(minimally irritating)と結(jié)論される(KemI-Riskline (2002))、さらにウサギを用いた別の試験では1/6例に虹彩炎が認められたが、1~2日後には消失し、刺激性の最大平均スコア(AOIに相當)は1.8(最大値110に対し)であった(KemI-Riskline (2002))。GHS分類:區(qū)分外 ウサギの眼に適用1時間後、虹彩で重度の刺激、結(jié)膜で軽度刺激から無刺激が観察されたが、24時間以降癥狀は消失し、軽微な刺激性(minimally irritating)と結(jié)論され(KemI-Riskline (2002))、さらにウサギを用いた別の試験では1/6例に虹彩炎が認められたが、1~2日後には消失し、刺激性の最大平均スコア(AOIに相當)は1.8(最大値110に対し)であった(KemI-Riskline (2002))ことに基づき、區(qū)分外とした。
呼吸器感作性
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
皮膚感作性
被験者100人に行った反復(fù)パッチによる皮膚感作性試験(Repeated insult patch test)おいて、感作性の証拠は認められなかった(KemI-Riskline (2002))との報告およびモルモットのマキシマイゼーション試験(GLP準拠)で感作性なし(not sensitizing)との結(jié)果(IUCLID (2000))がある。GHS分類:分類できない 被験者100人に行った反復(fù)パッチによる皮膚感作性試験(Repeated insult patch test)おいて、感作性の証拠は認められなかった(KemI-Riskline (2002))との報告およびモルモットのマキシマイゼーション試験(GLP準拠)で感作性なし(not sensitizing)との結(jié)果(IUCLID (2000))があるが、いずれもList2の情報であることから「分類できない」とした。
生殖細胞変異原性
ラットに腹腔內(nèi)投與後の骨髄細胞を用いた染色體異常試験(體細胞in vivo変異原性試験)における陰性結(jié)果(IUCLID (2000))がある。なお、in vitro試験として、エームス試験、マウスのリンパ腫を用いた染色體異常試験およびTK遺伝子座の前進突然変異試験でいずれも陰性(IUCLID (2000))が報告されている。GHS分類:區(qū)分外 ラットに腹腔內(nèi)投與後の骨髄細胞を用いた染色體異常試験(體細胞in vivo変異原性試験)における陰性結(jié)果(IUCLID (2000))に基づき、區(qū)分外とした。なお、in vitro試験として、エームス試験、マウスのリンパ腫を用いた染色體異常試験およびTK遺伝子座の前進突然変異試験でいずれも陰性(IUCLID (2000))が報告されている。
発がん性
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
生殖毒性
雌雄ラットの交配前28日より交配期間を通じ、雄は剖検前まで、雌は妊娠20日目までとさらに授乳期に再開し剖検前まで吸入ばく露した試験において、最高濃度5000 ppmで親動物に軽度の體重増加抑制、肺および肝臓の重量増加、仔動物に軽微な生存率低下が観察されたものの、その他に親動物および仔動物ともばく露の影響は見られず、性機能および生殖能に対する悪影響は報告されていない(HSDB (2006))。しかし、妊娠末期の胎仔検査のデータはなく、催奇形性を含む仔の発生に及ぼす影響についてはデータ不十分である。GHS分類:分類できない 雌雄ラットの交配前28日より交配期間を通じ、雄は剖検前まで、雌は妊娠20日目までとさらに授乳期に再開し剖検前まで吸入ばく露した試験において、最高濃度5000 ppmで親動物に軽度の體重増加抑制、肺および肝臓の重量増加、仔動物に軽微な生存率低下が観察されたものの、その他に親動物および仔動物ともばく露の影響は見られず、性機能および生殖能に対する悪影響は報告されていない(HSDB (2006))。しかし、妊娠末期の胎仔検査のデータはなく、催奇形性を含む仔の発生に及ぼす影響についてはデータ不十分であり「分類できな
特定標的臓器毒性(単回ばく露)
ラットに15.4、23.1、34.6 g/kgを経口投與により各用量とも死亡および毒性癥狀は認められず(IUCLID (2000))、高用量(34600 mg/kg)はガイダンス値上限(2000 mg/kg)を大きく超えており、経口では區(qū)分外相當と判斷される。一方、ウサギにガイダンス値上限に相當する2000 mg/kgを経皮投與により、死亡および毒性癥狀は認められなかった(KemI-Riskline (2002))が、その他に病理學的所見などの情報がなく分類できない。さらに、ラットにガイダンス値の上限(20 mg/L)を超える24 mg/L/4hを蒸気吸入した試験(IUCLID (2000))、およびラットに飽和蒸気圧濃度を1時間ばく露した試験(KemI-Riskline (2002))のいずれも毒性影響は認められなかったが、それ以上の情報はなく分類できない。以上より、経口では區(qū)分外相當であるが、経皮および吸入ではデータ不足のため、特定標的臓器毒性単回ばく露の分類としては「分類できない」とした。GHS分類:分類できない ラットに15.4、23.1、34.6 g/kgを経口投與により各用量とも死亡および毒性癥狀は認められず(IUCLID (2000))、高用量(34600 mg/kg)はガイダンス値上限(2000 mg/kg)を大きく超えており、経口では區(qū)分外相當と判斷される。一方、ウサギにガイダンス値上限に相當する2000 mg/kgを経皮投與により、死亡および毒性癥狀は認められなかった(KemI-Riskline (2002))が、その他に病理學的所見などの情報がなく分類できない。さらに、ラットにガイダンス値の上限(2
特定標的臓器毒性(反復(fù)ばく露)
ラットの28日間経口投與試験で悪影響は認められず(IUCLID (2000))、高用量の1500 mg/kg(90日換算値:467 mg/kg/day)はガイダンス値上限(100 mg/kg/day)を超えているので、経口では區(qū)分外に相當する。また、ラットに1ヵ月または3ヵ月間吸入投與した3つの試験で、雄ラット特有の尿細管における硝子滴、蛋白円柱の出現(xiàn)、または尿細管変性の頻度および程度の増強が、1ヵ月ばく露で12.7 mg/L(90日換算値:4.23 mg/L)以上、3ヵ月ばく露で4.0 mg/L以上で観察された外には、肺において59.2 mg/Lを1ヵ月間ばく露(90日換算値:19.7 mg/L)で限局性の炎癥病変、精巣において13.4 mg/Lを3ヵ月間ばく露で精細管萎縮が報告されている(HSDB (2006))。しかし、これらの所見はいずれもガイダンス値範囲の上限(1.0 mg/L)を大きく超える用量で観察された変化であり、吸入経路では區(qū)分外に相當する。さらに、ラットの28日間経皮投與試験のNOAELは500 mg/kg/day(90日換算値:155.5 mg/kg/day)(HSDB (2006))と報告され、また、ウサギに1000mg/kg/dayを21~28日間経皮投與(90日換算値:233~311 mg/kg/day)した試験でも、投與部皮膚の局所影響を除き、全身性の悪影響は認められなかった(IUCLID (2000))ことから、経皮投與の場合も區(qū)分外となる。以上より、経口、吸入および経皮の3経路でいずれも區(qū)分外となることから、特定標的臓器毒性(反復(fù)ばく露)の分類として區(qū)分外とした。GHS分類:區(qū)分外 ラットの28日間経口投與試験で悪影響は認められず(IUCLID (2000))、高用量の1500 mg/kg(90日換算値:467 mg/kg/day)はガイダンス値上限(100 mg/kg/day)を超えているので、経口では區(qū)分外に相當する。また、ラットに1ヵ月または3ヵ月間吸入投與した3つの試験で、雄ラット特有の尿細管における硝子滴、蛋白円柱の出現(xiàn)、または尿細管変性の頻度および程度の増強が、1ヵ月ばく露で12.7 mg/L(90日換算値:4.23 mg/L)以上、3ヵ月ばく露で4.0 mg/L以上で観
吸引性呼吸器有害性
データなし。GHS分類:分類できない データなし。