急性毒性
経口
GHS分類: 區(qū)分4 ラットを用いた急性毒性試験 (OECD TG 423) において、300 mg/kgで死亡率0% (0/6)、2,000 mg/kgで死亡率100% (3/3) との結(jié)果から、概ねの致死量が500 mg/kgと推定されている (厚労省既存化學(xué)物質(zhì)毒性データベース (Access on May 2017))。したがって區(qū)分4とした。なお、List 3の資料であり試験の詳細は不明であるが、ラットの経口LD50値として997 mg/kgとの報告がある (GESTIS (Access on May 2017))。
経皮
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
吸入:ガス
GHS分類: 分類対象外 GHSの定義における固體である。
吸入:蒸気
GHS分類: 分類対象外 GHSの定義における固體である。
吸入:粉じん及びミスト
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
皮膚腐食性及び皮膚刺激性
GHS分類: 區(qū)分外 ウサギの皮膚刺激試験において本物質(zhì)500 mgの適用で刺激性はみられなかったとの報告 (NTP IMM98007 (2011) (Access on May 2017)) から、區(qū)分外とした。なお、List 3の情報源にウサギによる3件の皮膚刺激性試験 (OECD TG 404準拠) で刺激性はみられなかったとの記載 (GESTIS (Access on May 2017)) がある。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
GHS分類: 區(qū)分外 ウサギによる眼刺激性試験で本物質(zhì)100 mgの適用で眼刺激性はみられなかったとの報告 (NTP IMM98007 (2011) (Access on May 2017)) から、區(qū)分外とした。なお、List 3の情報源にウサギによる2件の眼刺激性試験 (OECD TG 405準拠、及びドレイズ法) で刺激性は軽度 (minor) であり本物質(zhì)に刺激性はなしとの記載 (GESTIS (Access on May 2017)) がある。
呼吸器感作性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
皮膚感作性
GHS分類: 分類できない マウスによる皮膚感作性試験において感作性なしとの記載 (NTP IMM98007 (2011) (Access on May 2017)) があるが、動物數(shù)や投與條件等の実験條件が不明のため分類できないとした。なお、List 3の情報源にモルモットによる試験で感作性なしとの記載 (GESTIS (Access on May 2017)) がある。
生殖細胞変異原性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。すなわち、in vivoデータはなく、in vitroでは、細菌の復(fù)帰突然変異試験、哺乳類培養(yǎng)細胞の染色體異常試験で陽性である (厚労省既存化學(xué)物質(zhì)毒性データベース (Access on May 2017)、NTP DB (Access on May 2017))。
発がん性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
生殖毒性
GHS分類: 分類できない ラットを用いた強制経口投與による簡易生殖毒性試験 (OECD TG 421) において、親動物に死亡 (雌1例)、體重増加抑制、摂餌量減少傾向など一般毒性がみられた 200 mg/kg/day でも生殖への有害影響はなく、児動物には軽微な所見 (體重の低値) がみられただけであった (厚労省既存化學(xué)物質(zhì)毒性データベース (Access on May 2017))。しかし、スクリーニング試験のため、この結(jié)果のみで區(qū)分外とできず、他に分類に利用可能なデータがないことから、データ不足のため分類できない。
特定標的臓器毒性(単回ばく露)
GHS分類: 區(qū)分2 (全身毒性) 本物質(zhì)のヒトでの単回ばく露の情報はない。実験動物では、ラットを用いた単回経口投與試験において、300 mg/kgで死亡例はなく、自発運動の低下、體溫の低下及び黃色尿が認められたが、投與後2時間以降には回復(fù)して順調(diào)な體重増加を示し、観察期間終了時の剖検で肉眼的変化は認められなかった。2,000 mg/kgでは自発運動の低下、橫臥、體溫の低下、黃色尿ないし黃褐色尿及び尿による下腹部の汚染が認められ、観察2日目に全例が死亡し、剖検で3匹中2匹に胸水と副腎の腫大が認められた (厚労省既存化學(xué)物質(zhì)毒性データベース (Access on May 2017))。以上の結(jié)果から、ガイダンスの區(qū)分2範(fàn)囲の上限の用量で明らかな毒性影響が認められたが、標的臓器を特定できないため、區(qū)分2 (全身毒性) とした。
特定標的臓器毒性(反復(fù)ばく露)
GHS分類: 區(qū)分2 (血液系、心臓) ヒトについては情報はない。 実験動物については、ラットを用いた強制経口投與による28日間反復(fù)経口投與毒性試験において、區(qū)分2のガイダンス値の範(fàn)囲內(nèi)である100 mg/kg/day (90日換算値: 31 mg/kg/day) 以上で自発運動低下、ヘマトクリット値の減少、300 mg/kg/day (90日換算値: 93 mg/kg/day) で死亡、赤血球數(shù)?ヘモグロビン量の低値、血小板數(shù)?網(wǎng)狀赤血球比率の高値、平均赤血球ヘモグロビン濃度の低値、AST?ALT?総ビリルビンの増加、赤褐色尿、尿中グルコース?ビリルビンの高値、潛血、脾臓?肝臓の重量増加、心嚢の肥厚、心嚢水の貯留、胸水貯留、心筋障害?壊死、脾臓の髄外造血?色素沈著等の報告がある (厚労省既存化學(xué)物質(zhì)毒性データベース (Access on May 2017))。
吸引性呼吸器有害性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。