急性毒性
経口
ラットのLD50値は1170mg/kg (ACGIH (2007))である。GHS分類:區(qū)分4 ラットのLD50値は1170mg/kg (ACGIH (2007))より區(qū)分4とした。
経皮
データなし。。GHS分類:分類できない データなし。
吸入:ガス
GHSの定義における液體である。GHS分類:分類対象外 GHSの定義における液體である。
吸入:蒸気
ラットのLC50値は180 ppm/6h(= 220.5 ppm/4h)(HSDB (2009))である。なお、毒性値(180 ppm)が飽和蒸気圧濃度(2566 ppm)の90%より低いので、気體の基準値を適用した。GHS分類:區(qū)分2 ラットのLC50値は180 ppm/6h(= 220.5 ppm/4h)(HSDB (2009))に基づき區(qū)分2とした。なお、毒性値(180 ppm)が飽和蒸気圧濃度(2566 ppm)の90%より低いので、気體の基準値を適用した。
吸入:粉じん及びミスト
データなし。。GHS分類:分類できない データなし。
皮膚腐食性及び刺激性
ウサギ?の(眼と)皮膚に対し、刺激性は軽度から中等度(mild to moderately)で1週間以內に回復した(ACGIH (2007))との報告に加え、EU分類ではXi; R38である。GHS分類:區(qū)分2 ウサギ?の(眼と)皮膚に対し、刺激性は軽度から中等度(mild to moderately)で1週間以內に回復した(ACGIH (2007))との報告に加え、EU分類ではXi; R38であることを考慮に入れ、區(qū)分2とした。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
ウサギの眼(と皮膚)に対し、刺激性は軽度~中等度(mild to moderately)で1週間以內に回復した(ACGIH (2007))との報告に加え、EU分類ではXi; R36である。GHS分類:區(qū)分2B ウサギの眼(と皮膚)に対し、刺激性は軽度~中等度(mild to moderately)で1週間以內に回復した(ACGIH (2007))との報告に加え、EU分類ではXi; R36であることを考慮に入れ、區(qū)分2Bとした。
呼吸器感作性
データなし。。GHS分類:分類できない データなし。
皮膚感作性
モルモットを用いた試験において當該物質は感作性物質ではなかった(ACGIH (2007))と報告されているが、試験方法の記載がなく、OECDで承認された試験法かどうか不明である。GHS分類:分類できない モルモットを用いた試験において當該物質は感作性物質ではなかった(ACGIH (2007))と報告されているが、試験方法の記載がなく、OECDで承認された試験法かどうか不明のため「分類できない」とした。
生殖細胞変異原性
マウスの赤血球または骨髄を用いた複數の小核試験(in vivo変異原性試験)で陽性の報告(IARC 71 (1999)、ACGIH (2007))がある。なお、その他にマウスに腹腔內投與による骨髄細胞を用いた姉妹染色分體交換試験(體細胞in vivo遺伝毒性試験)では陰性(IARC 71 (1999))、in vitro試験としてエームス試験の結果は概ね陽性(NTP DB (1979)、IARC 71 (1999))、マウスリンパ腫を用いた遺伝子突然変異試験およびCHO細胞を用いた染色體異常試験では陽性(NTP DB (1979))が報告されている。GHS分類:區(qū)分2 マウスの赤血球または骨髄を用いた複數の小核試験(in vivo変異原性試験)で陽性の報告(IARC 71 (1999)、ACGIH (2007))があることから區(qū)分2とした。なお、その他にマウスに腹腔內投與による骨髄細胞を用いた姉妹染色分體交換試験(體細胞in vivo遺伝毒性試験)では陰性(IARC 71 (1999))、in vitro試験としてエームス試験の結果は概ね陽性(NTP DB (1979)、IARC 71 (1999))、マウスリンパ腫を用いた遺伝子突然変異試験およびCHO細胞を用いた染色
発がん性
IARCで2A ,ACGIHでA2、産業(yè)衛(wèi)生學會で2Aに分類されている。なお、ラットの長期吸入ばく露試験において、鼻腔、鼻咽頭、喉頭、気管支を含む気道の扁平上皮癌の発生増加を示す報告(ACGIH (2007))が多數あり、ハムスターの生涯ばく露試験では対照群では認められなかった鼻腔の扁平上皮癌の発生(50/99)が報告されている(IARC 71 (1999))。また、経皮投與でもマウスで適用部位に腫瘍の発生増加(IARC 71 (1999))が報告されている。GHS分類:區(qū)分1B IARCで2A ,ACGIHでA2、産業(yè)衛(wèi)生學會で2Aに分類されていることより區(qū)分1Bとした。なお、ラットの長期吸入ばく露試験において、鼻腔、鼻咽頭、喉頭、気管支を含む気道の扁平上皮癌の発生増加を示す報告(ACGIH (2007))が多數あり、ハムスターの生涯ばく露試験では対照群では認められなかった鼻腔の扁平上皮癌の発生(50/99)が報告されている(IARC 71 (1999))。また、経皮投與でもマウスで適用部位に腫瘍の発生増加(IARC 71 (1999))が報告されている。
生殖毒性
データなし。。GHS分類:分類できない データなし。
特定標的臓器毒性(単回ばく露)
ラットに飽和狀態(tài)の大気を1~2時間ばく露で、鼻粘膜、咽喉および肺の傷害を伴い全例が死亡した(IARC 12 (1976)、ACGIH (2007))と報告されている。飽和蒸気圧濃度(11.3 mg/L)により4時間ばく露の換算値を求めると、5.7~8.0 mg/Lとなる。GHS分類:區(qū)分1(呼吸器系) ラットに飽和狀態(tài)の大気を1~2時間ばく露で、鼻粘膜、咽喉および肺の傷害を伴い全例が死亡した(IARC 12 (1976)、ACGIH (2007))と報告されている。飽和蒸気圧濃度(11.3 mg/L)により4時間ばく露の換算値を求めると、5.7~8.0 mg/Lとなり、區(qū)分1に相當することから區(qū)分1(呼吸器系)とした。
特定標的臓器毒性(反復ばく露)
データ不足。なお、職業(yè)ばく露で肝障害が観察されている(IARC 71 (1999))が、1例のみの報告で因果関係を含む詳細も不明のである。また、動物試験ではハムスターに1 ppmを30日間ばく露の結果、正常體重を示し生存した(ACGIH (2007))との記載があるのみで結果の詳細は不明である。なお、ラットに1 ppm以上の濃度で30日間暴露(1日あたりのばく露時間不明)、2年間の観察後、前がん病変と思われる喉頭の過形成と扁平上皮化生が1ppmと10 ppm、気管の扁平上皮化生が10 ppmで見られた(ACGIH (2007))。GHS分類:分類できない データ不足。なお、職業(yè)ばく露で肝障害が観察されている(IARC 71 (1999))が、1例のみの報告で因果関係を含む詳細も不明のため分類できない。また、動物試験ではハムスターに1 ppmを30日間ばく露の結果、正常體重を示し生存した(ACGIH (2007))との記載があるのみで結果の詳細は不明である。なお、ラットに1 ppm以上の濃度で30日間暴露(1日あたりのばく露時間不明)、2年間の観察後、前がん病変と思われる喉頭の過形成と扁平上皮化生が1ppmと10 ppm、気管の扁平上皮化生が10 ppmで見
吸引性呼吸器有害性
データなし。。GHS分類:分類できない データなし。