急性毒性
経口
【分類根拠】
(1)~(3) より、區(qū)分に該當(dāng)しないとした。
【根拠データ】
(1) 水溶液 (有効塩素濃度 12.5%) でのラットのLD50: 雄: 5,230 mg/kg (REACH登録情報(bào) (Access on October 2020))
(2) 水溶液 (有効塩素濃度 12.5%) でのラットのLD50: 8,830 mg/kg (AICIS (舊NICNAS) IMAP (2014)、EURAR (2007))
(3) 水溶液 (有効塩素濃度 5.25%) でのラットのLD50: 13,000 mg/kg (EURAR (2007))
経皮
【分類根拠】
(1)、(2) より、區(qū)分に該當(dāng)しないとした。
【根拠データ】
(2) 水溶液 (有効塩素濃度 5.25%) でのラットのLD50: > 2,000 mg/kg (AICIS (舊NICNAS) IMAP (2014)、EURAR (2007))
(3) 水溶液 (有効塩素濃度 12.5%) でのウサギのLD50: > 20,000 mg/kg (REACH登録情報(bào) (Access on October 2020))
吸入: ガス
【分類根拠】
GHSの定義における液體であり、區(qū)分に該當(dāng)しない。
吸入: 蒸気
【分類根拠】
データ不足のため分類できない。
吸入: 粉じん及びミスト
【分類根拠】
(1) からは區(qū)分を特定できず、分類できないとした。なお、(2) よりミストとしてmg/Lを単位とする基準(zhǔn)値を適用した。
【根拠データ】
(1) ラットのLC0 (1時(shí)間): > 10.5 mg/L (4時(shí)間換算値: > 2.63 mg/L) (AICIS (舊NICNAS) IMAP (2014)、EURAR (2007))
(2) 本物質(zhì)の吸入ばく露はエアロゾルの場(chǎng)合のみ可能である (AICIS (舊NICNAS) IMAP (2014)、EURAR (2007))。
皮膚腐食性及び皮膚刺激性
【分類根拠】
(1)~(5) より、區(qū)分1とした。
【根拠データ】
(1) 本物質(zhì) (原液) はウサギを用いた皮膚刺激性試験で腐食性を示し、皮膚刺激性インデックス (PII) は5.08であった。なお、水溶液も高濃度では腐食性を示す (EURAR (2007))。
(2) 本物質(zhì)の5%~10%液は刺激性、10%以上で腐食性を示す (EURAR (2007))。
(3) 本物質(zhì)のウサギを用いた24時(shí)間適用による皮膚刺激性試験で、低濃度 (有効塩素濃度 5.25%まで) では軽度刺激性、有効塩素濃度 12.5~12.7%では中等度から重度の刺激性を示す (AICIS (舊NICNAS) IMAP (2014))。
(4) 本物質(zhì)のウサギを用いた皮膚刺激性試験で、有効塩素濃度 0.24~6%までまでの範(fàn)囲で低濃度では軽度刺激性を示すが、最高濃度では腐食性を示す (AICIS (舊NICNAS) IMAP (2014))。
(5) 本物質(zhì)は皮膚と眼に対して、刺激性及び腐食性を有する (GESTIS (Access on August 2020))。
【參考データ等】
(6) EU-CLP分類でSkin Corr. 1B (H314) に分類されている (EU CLP分類 (Access on October 2020))。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
【分類根拠】
(1)~(4) より、區(qū)分1とした。
【根拠データ】
(1) 本物質(zhì)は皮膚腐食性 (區(qū)分1) に區(qū)分されている。
(2) 市販の製品 (有効塩素濃度 12.5%) 及び1/2水希釈液はウサギを用いた眼刺激性試験 (ドレイズ法) で重度の刺激性を示し、最大刺激性スコア (MAS) はそれぞれ60及び49であった (EURAR (2007))。
(3) 本物質(zhì)は高濃度で、眼に対して腐食性を示す (AICIS (舊NICNAS) IMAP (2014))。
(4) 本物質(zhì)は皮膚と眼に対して、刺激性及び腐食性を有する (GESTIS (Access on August 2020))。
【參考データ等】
(5) EU-CLP分類でEye Dam. 1 (H318) に分類されている (EU CLP分類 (Access on October 2020))。
呼吸器感作性
【分類根拠】
データ不足のため分類できない。
皮膚感作性
【分類根拠】
(1)~(3) より、區(qū)分に該當(dāng)しないとした。
【根拠データ】
(1) 本物質(zhì)のOECD TG 406に準(zhǔn)拠したモルモットを用いた皮膚感作性試験 (ビューラー法、適用濃度 40%) で、陰性と報(bào)告されている (REACH登録情報(bào) (Access on September 2020))。
(2) 本物質(zhì)を8%含有する試料のモルモットを用いた皮膚感作性試験で感作性反応はみられていない (EURAR (2007)、AICIS (舊NICNAS) IMAP (2014))。
(3) 本物質(zhì)と界面活性剤の混合液のモルモットを用いた皮膚感作性試験 (ビューラー法) で感作性はみられていない (EURAR (2007))。
【參考データ等】
(4) 225人の接觸皮膚炎患者へのパッチテストで1例のみ、本物質(zhì)で陽性反応を示した (EURAR (2007))。
(5) 69人の接觸皮膚炎患者へのパッチテストで陽性反応はみられていない。その他、20人及び40人のヒトパッチテストの結(jié)果でも、明確な結(jié)果は得られていない (EURAR (2007)、AICIS (舊NICNAS) IMAP (2014))。
生殖細(xì)胞変異原性
【分類根拠】
(1)、(2) より、區(qū)分に該當(dāng)しないとした。
【根拠データ】
(1) in vivoでは、マウス腹腔內(nèi)又は経口投與の骨髄を用いた小核試験で陰性、マウス経口投與の骨髄を用いた染色體異常試験で陰性、ラット経口投與のDNA損傷試験で陰性の報(bào)告がある (EURAR (2007)、NTP TR392 (1992)、Patty (6th, 2012))。
(2) in vitroでは、細(xì)菌の復(fù)帰突然変異試験で陰性、陽性の結(jié)果、哺乳類培養(yǎng)細(xì)胞を用いた染色體異常試験で陰性、陽性の結(jié)果 (EURAR (2007)、NTP TR392 (1992))、姉妹染色分體交換試験で陽性の報(bào)告がある (EURAR (2007))。
発がん性
【分類根拠】
(1)~(3) より、區(qū)分に該當(dāng)しないとした。
【根拠データ】
(1) 國內(nèi)外の分類機(jī)関による既存分類では、IARCで本物質(zhì)を含む次亜塩素酸塩としてグループ3 (IARC 52 (1991)) に分類されている。
(2) 雌雄のラット及びマウスに本物質(zhì) (有効塩素濃度14%) をラットは104週間、マウスは103週間飲水投與した発がん性試験において、腫瘍発生率の有意な増加はみられていない (IARC 52(1991))。
(3) 雌マウスに本物質(zhì) (有効塩素濃度10%) を経皮適用した発がん性試験において、発がん性はみられていない (IARC 52 (1991))。
生殖毒性
【分類根拠】
本物質(zhì)のデータはないが、本物質(zhì)は水溶液中で次亜塩素酸イオンとナトリウムイオンに解離すると考えられる。したがって、次亜塩素酸 (CAS番號(hào) 7790-92-3) のデータを基に分類を行った。(1)~(3) より、概ね生殖影響はないと考えられるが、器官形成期のみに投與した発生毒性のデータがないことから、データ不足のため分類できないとした。
【根拠データ】
(1) ラットに次亜塩素酸を強(qiáng)制経口投與した1世代生殖毒性試験において、?毒性の臨床徴候、血液學(xué)的変化、體重、精子數(shù)、精子運(yùn)動(dòng)性、精子形態(tài)、生殖器官の病理組織學(xué)的病変は認(rèn)められず、?受胎能、胎児生存率、同腹児數(shù)、胎児體重、開眼日、膣開口日に用量依存性の影響はみられていない (EURAR (2007)、AICIS (舊NICNAS) IMAP (2014))。
(2) 雌ラットに次亜塩素酸を交配前2.5ヵ月から妊娠期間中に飲水投與した試験において、母動(dòng)物毒性、発生毒性はみられていない (EURAR (2007)、AICIS (舊NICNAS) IMAP (2014))。
(3) ??EURAR (2007) では、本物質(zhì)のデータはない。しかし、次亜塩素酸や塩素を用いた動(dòng)物試験結(jié)果について、データは限られているが、次亜塩素酸ナトリウムは次世代の発生または受胎能に有害な影響を及ぼすことを示唆する証拠はないという結(jié)論を?qū)Г长趣赡埭葓?bào)告されている。?同様に、塩素処理された飲料水を摂取している集団に関する疫學(xué)研究からも、そのような証拠は得られていないとしている (EURAR (2007))。