急性毒性
経口
ラットLD50値は1410 mg/kg (US EPA guidelines、GLP準拠)(IUCLID (2000))である。GHS分類:區(qū)分4 ラットLD50値は1410 mg/kg (US EPA guidelines、GLP準拠)(IUCLID (2000))に基づき、區(qū)分4とした。
経皮
ウサギLD50値は>2010 mg/kg (US EPA guidelines、GLP準拠)(IUCLID (2000))である。GHS分類:區(qū)分外(國連分類基準の區(qū)分5または區(qū)分外に相當) ウサギLD50値は>2010 mg/kg (US EPA guidelines、GLP準拠)(IUCLID (2000))に基づき、JIS分類基準の區(qū)分外(國連分類基準の區(qū)分5または區(qū)分外に相當)とした。
吸入:ガス
GHSの定義における液體である。GHS分類:分類対象外 GHSの定義における液體である。
吸入:蒸気
ラットLC50値は1.583~3.583 mg/L/4h(238~539 ppm/4h)(OECD TG403、GLP準拠)(IUCLID (2000))である。なお、試験濃度(238~539 ppm)は、飽和蒸気圧濃度(2468 ppm)の90 %より低いため、ミストがほとんど混在しない蒸気として気體の基準値を適用した。GHS分類:區(qū)分2 ラットLC50値は1.583~3.583 mg/L/4h(238~539 ppm/4h)(OECD TG403、GLP準拠)(IUCLID (2000))に基づき、區(qū)分2とした。なお、試験濃度(238~539 ppm)は、飽和蒸気圧濃度(2468 ppm)の90 %より低いため、ミストがほとんど混在しない蒸気として気體の基準値を適用した。
吸入:粉じん及びミスト
ラットのLC50値は1.26 mg/L/1h (0.32 mg/L/4h)(GLP準拠)および<2.3 mg/L/1h (<0.575 mg/L/4h)(いずれもIUCLID (2000))である。なお、いずれの試験もエアゾールで行なわれたとの記載(IUCLID (2000))があるためミストの基準値を適用した。GHS分類:區(qū)分2 ラットのLC50値は1.26 mg/L/1h (0.32 mg/L/4h)(GLP準拠)および<2.3 mg/L/1h (<0.575 mg/L/4h)(いずれもIUCLID (2000))に基づき、區(qū)分2とした。なお、いずれの試験もエアゾールで行なわれたとの記載(IUCLID (2000))があるためミストの基準値を適用した。
皮膚腐食性及び刺激性
ウサギを用いた試験(OECD TG404、GLP準拠)で、腐食性(corrosive)であるとの結果(IUCLID (2000))がある。なお、別のウサギの試験(Derective 84/449/EEC B.4、 GLP準拠)で、適用後72時間と7日に壊死が認められた(IUCLID (2000))との報告もある。GHS分類:區(qū)分1 ウサギを用いた試験(OECD TG404、GLP準拠)で、腐食性(corrosive)であるとの結果(IUCLID (2000))から區(qū)分1とした。なお、別のウサギの試験(Derective 84/449/EEC B.4、 GLP準拠)で、適用後72時間と7日に壊死が認められた(IUCLID (2000))との報告もある。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
ウサギを用いた2件の試験(OECD TG405、GLP準拠およびDirective 84/449/EEC B.5、 GLP準拠)で、いずれも刺激性あり(irritating)との結果(IUCLID (2000))であり、また本物質の眼に対する刺激性は中程度から重度(moderate to severely irritant)であるとの記述(SIAP (2008))もある。GHS分類:區(qū)分2A ウサギを用いた2件の試験(OECD TG405、GLP準拠およびDirective 84/449/EEC B.5、 GLP準拠)で、いずれも刺激性あり(irritating)との結果(IUCLID (2000))であり、また本物質の眼に対する刺激性は中程度から重度(moderate to severely irritant)であるとの記述(SIAP (2008))もあり、區(qū)分2Aとした。
呼吸器感作性
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
皮膚感作性
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
生殖細胞変異原性
in vivo試験のデータがなく分類できない。なお、in vitro試験ではエームス試験(OECD TG471)で陰性(IUCLID (2000))の報告がある。GHS分類:分類できない in vivo試験のデータがなく分類できない。なお、in vitro試験ではエームス試験(OECD TG471)で陰性(IUCLID (2000))の報告がある。
発がん性
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
生殖毒性
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
特定標的臓器毒性(単回ばく露)
ラットの吸入ばく露試験の2.3 mg/Lの用量で、ばく露3.5時間以內に全ての動物が死亡し、病理所見では気道に重度の刺激性が認められたと報告されている(IUCLID (2000))。上記の用量で全例が死亡していることから、ガイダンス値から區(qū)分1または區(qū)分2に該當するがOECD TGおよびGLPを満たさないため、て區(qū)分2(呼吸器)とした。なお、上記の試験はエアゾールで行なわれたと記載があり(IUCLID (2000))、ミストの基準値を適用した。GHS分類:區(qū)分2(呼吸器) ラットの吸入ばく露試験の2.3 mg/Lの用量で、ばく露3.5時間以內に全ての動物が死亡し、病理所見では気道に重度の刺激性が認められたと報告されている(IUCLID (2000))。上記の用量で全例が死亡していることから、ガイダンス値から區(qū)分1または區(qū)分2に該當するが、List 2のデータであって、判定基準1b3)(OECD TGおよびGLP)を満たさないため、ガイダンスにしたがって區(qū)分2(呼吸器)とした。なお、上記の試験はエアゾールで行なわれたと記載があり(IUCLID (2000))、ミストの基準値を
特定標的臓器毒性(反復ばく露)
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
吸引性呼吸器有害性
データなし。GHS分類:分類できない データなし。