急性毒性
経口
GHSの定義におけるガスである。なお、対象物質(zhì)をピーナツオイルに溶解してラットに経口投與した場合のLD50値> 1,000 mg/kg (EHC 113 (1990))、及び1,000 mg/kgで死亡が認(rèn)められないとの報告 (DFGOT vol.5 (1993)) がある。
経皮
GHSの定義におけるガスである。
吸入:ガス
ラット吸入ばく露でLC50: 760,000 - 800,000mL/m3 (4時間換算値: 268,701 - 282,842 ppm) (DFGOT vol.5 (1993)) の値は12,500 ppm (気體 2,000 ppm (區(qū)分4)) を超えているため、區(qū)分外とした。
吸入:蒸気
GHSの定義におけるガスである。
吸入:粉じん及びミスト
GHSの定義におけるガスである。
皮膚腐食性及び皮膚刺激性
「わずかな刺激がある」 (EHC 113 (1990)) 及び、「刺激がない」 (DFGOT vol.5 (1993)) という情報から、軽微ないし軽度の刺激性があると考えられ、JIS分類基準(zhǔn)の區(qū)分外 (國連分類基準(zhǔn)の區(qū)分3) とした。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
ウサギで著しい眼刺激は見られなかった (ACGIH (7th, 2001)、PATTY (6th, 2012)) とする情報がある一方で、結(jié)膜に刺激性を引き起こす (DFGOT vol.5 (1993)) との情報があることから、分類できないとした。今回の調(diào)査でList1の情報 (DFGOT vol.5 (1993)) が得られたことから List3のCERIハザードデータ集の情報を削除し、分類を見直した。
呼吸器感作性
呼吸器感作性: データ不足のため分類できない。前回の分類で用いられている呼吸器感作性の根拠データ (DFGOT vol.5 (1993)) は、動物種がイヌであり、ガイドライン準(zhǔn)拠の試験でもなく、かつ呼吸器感作性を「區(qū)分外」と分類するには不十分な試験である。他に分類に採用可能なデータが得られなかったため、分類を変更した。
皮膚感作性
皮膚感作性: データ不足のため分類できない。
生殖細(xì)胞変異原性
分類ガイダンスの改訂により「區(qū)分外」が選択できなくなったため、「分類できない」とした。すなわち、In vivoでは、ラットの経口投與又はマウスの吸入ばく露による優(yōu)性致死試験で陰性 (EHC 113 (1990)、ACGIH (7th, 2001)、JECFA (1975)、IUCLID (2000))、ラットを用いる染色體異常試験で陰性 (IUCLID (2000)) と報告されている。さらに、in vitroでは、細(xì)菌復(fù)帰突然変異試験及び哺乳類培養(yǎng)細(xì)胞の遺伝子突然変異試験で陰性とされている (EHC 113 (1990)、ACGIH (7th, 2001)、DFGOT vol.5 (1993)、IUCLID (2000))。
発がん性
ACGIH (7th, 2001) でA4であり、また動物実験において発がん性の証拠は見いだせない (EHC 113 (1990)、 PATTY (6th, 2012)) との記述に基づき、「分類できない」 とした。分類ガイダンスの改訂により區(qū)分を変更した。
生殖毒性
ラットに強制経口投與した3世代試験で一般毒性影響又は生殖能への毒性影響は見られていないという試験結(jié)果、並びにラットに強制経口及び吸入ばく露、ウサギに吸入ばく露した発生毒性試験で発生毒性、胎児毒性及び催奇形性は見られていない (EHC 113 (1990)、PATTY (6th, 2012)) という試験結(jié)果により、區(qū)分外とした。