急性毒性
経口
GHS分類: 區(qū)分4 ラットのLD50値として、1,100 mg/kg (DFGOT vol. 4 (1992)、IARC 27 (1982)) に基づき、區(qū)分4とした。
経皮
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
吸入:ガス
GHS分類: 分類対象外 GHSの定義における固體である。
吸入:蒸気
GHS分類: 分類対象外 GHSの定義における固體である。
吸入:粉じん及びミスト
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
皮膚腐食性及び皮膚刺激性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
呼吸器感作性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
皮膚感作性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
生殖細(xì)胞変異原性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。すなわち、in vivoデータはなく、in vitroでは、細(xì)菌の復(fù)帰突然変異試験、哺乳類培養(yǎng)細(xì)胞の染色體異常試験、姉妹染色分體交換試験で陽(yáng)性である (IARC 27 (1982)、DFGOT vol. 4 (1992)、NTP DB (Access on October 2015))。 舊分類では區(qū)分2としていたが、舊分類に記載されていたマウスDNA損傷試験の陽(yáng)性知見(jiàn) (RTECS (2005)) を使用しないことにより、分類を変更した。
発がん性
GHS分類: 區(qū)分2 本物質(zhì)に特定したばく露とヒトの発がん性との相関性の評(píng)価が可能な疫學(xué)研究報(bào)告はない (NTP RoC (13th, 2014))。実験動(dòng)物ではラット、又はマウスを用いた経口経路での発がん性試験において、ラット、マウスの雌雄いずれも肝臓腫瘍 (肝細(xì)胞がん、又は肝細(xì)胞の腺腫)、甲狀腺濾胞上皮細(xì)胞がん、又は甲狀腺濾胞細(xì)胞の腺腫/がんの合計(jì)発生頻度 (雌マウスのみ) 有意な増加、加えて雄ラットでは外耳道扁平上皮の良性及び悪性腫瘍の合計(jì)発生頻度、一方、雌ラットでは子宮における腺がんの発生頻度の増加がそれぞれ認(rèn)められた (NTP TR 47 (1978)、IARC vol. 27 (1987)、NTP RoC (13th, 2014))。國(guó)際機(jī)関による発がん性分類としては、IARCが「2B」に (IARC vol. 28 (1987))、日本産業(yè)衛(wèi)生學(xué)會(huì)が「2B」に (許容濃度の勧告 (2014))、NTPが「R」に (NTP RoC 13th ed. (2014))、EUが「Carc. 1B」 に (ECHA CL Inventory (Access on September 2015))、それぞれ分類している。ヒトでの疫學(xué)情報(bào)はなく、EUの分類根拠も不明な狀況であり、EU以外の分類結(jié)果を基に本項(xiàng)は區(qū)分2とした。
生殖毒性
GHS分類: 區(qū)分2 ヒトの生殖影響に関する情報(bào)はない。 実験動(dòng)物では、妊娠ラットに強(qiáng)制経口投與後 (妊娠1~5日)、妊娠10日に著床の有無(wú)を確認(rèn)した結(jié)果、50 mg/kg/dayで著床數(shù)の有意な減少、100 mg/kg/day以上で著床の完全阻害がみられた (DFGOT vol. 4 (1992)) との記述がある [注: IARC vol. 27 (1982) にも同様の記述があるが、試験動(dòng)物種のマウスはラットの誤りであることを原著 (Kamboj V.P. and Kar A.B. (1966)) にて確認(rèn)] が、この他には分類に利用可能なデータはない。よって、本項(xiàng)は「區(qū)分2」とした。
特定標(biāo)的臓器毒性(単回ばく露)
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
特定標(biāo)的臓器毒性(反復(fù)ばく露)
GHS分類: 區(qū)分2 (甲狀腺、肺、肝臓) ヒトの反復(fù)ばく露影響に関する情報(bào)はない。実験動(dòng)物ではラットに本物質(zhì)を68-72週間混餌投與した発がん性試験において、非腫瘍性病変としては1,500 ppm (約 75 mg/kg/day (分類実施者換算)) で甲狀腺濾胞上皮細(xì)胞の過(guò)形成、1,500 ppm 以上の用量で肺胞及び細(xì)気管支の扁平上皮化生、肝臓に肝細(xì)胞及び膽管の過(guò)形成がみられている (NTP TR 47 (1978)、IARC 27 (1982))。甲狀腺濾胞上皮細(xì)胞の過(guò)形成はマウスを用いた77~79週間混餌投與試験においても、區(qū)分2範(fàn)囲を超える2,500 ppm (約125 mg/kg/day (同)) 以上の用量でみられ、本物質(zhì)投與に関連した影響と記述されており (NTP TR 47 (1978))、肺、肝臓に加えて甲狀腺も標(biāo)的臓器とした。よって、本項(xiàng)は區(qū)分2 (甲狀腺、肺、肝臓) とした。
吸引性呼吸器有害性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。