急性毒性
経口
ラットのLD50のうち區(qū)分4に該當(dāng)するデータが1件(LD50=1800 mg/kg (male), 720 mg/kg (female); (DFGOT vol. 9, (1998))、區(qū)分外に該當(dāng)するデータが4件(LD50=4000 mg/kg, 4590 mg/kg, 4870 mg/kg, 7080 mg/kg; (DFGOT vol. 9, (1998))であったことから、區(qū)分外とした。
経皮
ウサギにおいてLD50=2538 mg/kg (DFGOT vol. 9, 1998; PATTY 5th, 2001)の値を得ていることからJIS分類基準(zhǔn)の區(qū)分外(國連分類の區(qū)分5)とした。
吸入
吸入(蒸気): ラットの8時(shí)間吸入試験において20℃での飽和蒸気圧濃度(約5.6 mg/L)(4時(shí)間換算値: 約8 mg/L)において「致死性なし(not lethal)」(DFGOT vol. 9, 1998)の結(jié)果を得ているが、これだけでは判斷できず、データ不足により分類できない。
吸入(ミスト): ラットの1時(shí)間吸入試験においてLC50>21 mg/L (4時(shí)間換算値:LC50 >10.5 mg/L, IUCLID 2000)の結(jié)果を得ていることから區(qū)分外とした。
吸入(ガス): GHS定義における液體である。
皮膚腐食性?刺激性
ヒトのパッチテストにおいて4時(shí)間以上のばく露により陽性対照と比較して非常に低い刺激性を示した(PATTY (5th, 2001)。ウサギのOECD TG 404に準(zhǔn)拠した試験において「中等度の刺激性」を示したこと(IUCLID (2000))、また投與量や投與期間は不明ではあるが、「中等度の刺激性(DFGOT vol. 9 (1998)」や「紅斑、およびグレード1に似た浮腫(DFGOT vol. 9 (1998)」を示したことから區(qū)分2とした。
眼に対する重篤な損傷?刺激性
ウサギの試験において滴下後72時(shí)間における平均スコア値が角膜混濁; 2, 虹彩炎; 1.25, 結(jié)膜発赤; 2.5, 結(jié)膜浮腫; 2.5であり、21日後には完全に回復(fù)している(ECETOC TR. 48 (1998))。またウサギを用いた試験(OECD TG 405)においてModarateとされ(IUCLID (2000))、また、他のウサギを用いた試験において5 %溶液で重度な眼のびらん、および1 %溶液において重度の刺激性としていることから(DFGOT vol. 9, 1998)、區(qū)分2Aとした。
呼吸器感作性又は皮膚感作性
皮膚感作性:ヒトにおけるパッチテストおよびモルモットへの皮膚感作試験(Magnusson and Kligman法)において感作性を示さないとの記述があることから(DFGOT vol. 9, 1998)、區(qū)分外とした。
呼吸器感作性:データなし
生殖細(xì)胞変異原性
in vivo変異原性試験のデータがないことより分類できないとした((DFGOT vol.2 (1998)、IUCLID (2000))。
発がん性
データなし
生殖毒性
発生毒性について、ラットの器官形成期の経口投與により、親動(dòng)物に臨床的癥狀および體重低下が見られたが、胚毒性および催奇形性は認(rèn)められなかった(PATTY 5th, 2001)、しかし親動(dòng)物の性機(jī)能、生殖能に関するデータがないことから、データ不足により分類できないとした。
特定標(biāo)的臓器?全身毒性(単回ばく露)
ラットの強(qiáng)制経口試験において440 mg/kg (雄), 90 mg/kg (雌)の用量において腎皮質(zhì)が混濁腫脹を伴ったうっ血とあるが(DFGOT vol. 2, 1998)、詳細(xì)なデータがなく、分類できないとした。なお、ラット、マウス、モルモットを用いた吸入試験およびウサギを用いた皮膚試験は混合物を用いており、吸入試験において呼吸器刺激性が見られるが、純度が44%(44 % 1-hexanol, 53 % methyl-1-pentanol)なので評(píng)価には使用しなかった。
特定標(biāo)的臓器?全身毒性(反復(fù)ばく露)
ラットの混餌による3週間試験(PATTY 5th (2001))のガイダンスの範(fàn)囲値を超える330mg/kg bw (90日換算)の用量で血中脂質(zhì)の変化など軽微な変化以外に影響は見られず、またラットの混餌による13週間の試験(IUCLID(2000))のNOAELは250mg/kg bw、LOAELは500mg/kg bwで、いずれもガイダンス値を超える用量であることから區(qū)分外とした。
吸引性呼吸器有害性
ラットの試験において「0.2mlの誤嚥により10匹中10匹が即座に呼吸停止によって死亡した」の記述(PATTY 5th, 2001; IUCLID, 2000)があるが、データが古く區(qū)分外(國連分類の區(qū)分2)とするには十分ではないので分類できないとした