急性毒性
経口
ラットのLD50値として、> 2,000 mg/kg、> 42,880 g/kg (JMPR (2011)、農(nóng)薬抄録 (2010))、 に基づき、區(qū)分外とした。
経皮
ラットのLD50値として、> 2,000 mg/kg (JMPR (2011))、> 2,140 (農(nóng)薬抄録 (2010)) に基づき、區(qū)分外とした。
吸入:ガス
GHSの定義における固體である。
吸入:蒸気
データ不足のため分類できない
吸入:粉じん及びミスト
ラットのLC50値 (4時間) として、> 5.88 mg/L (JMPR (2011))、>5,900 mg/m3 (農(nóng)薬抄録 (2010)) に基づき、區(qū)分外とした。なお、LC50値が飽和蒸気圧濃度(1.23×10-9 mg/L) より高いため、粉じん?ミストの基準(zhǔn)値を適用した。
皮膚腐食性及び皮膚刺激性
ウサギ6匹を用いた一次刺激性試験 (GLP準(zhǔn)拠) において、未希釈の本物質(zhì)0.5 mLを適用した結(jié)果、5匹には刺激性はみられず、1匹に軽度の紅斑がみられたが7日後には回復(fù)したとの報(bào)告がある (JMPR (2011)、農(nóng)薬抄録 (2010)、産衛(wèi)學(xué)會許容濃度の提案理由書 (1995))。以上より、區(qū)分外とした。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
ウサギ6匹を用いた眼刺激性試験 (GLP準(zhǔn)拠) において、軽度 (グレード1) の紅斑 (6/6匹) や軽度の浮腫 (1/6匹) がみられたが、72時間以內(nèi)に回復(fù)したことから眼刺激性なしと判斷されたと記載がある (JMPR (2011)、農(nóng)薬抄録 (2010)、産衛(wèi)學(xué)會許容濃度の提案理由書 (1995))。以上より、區(qū)分外とした。
呼吸器感作性
データ不足のため分類できない。
皮膚感作性
データ不足のため分類できない。 なお、モルモットを用いたマキシマイゼーション試験 (GLP準(zhǔn)拠) において、本物質(zhì)の20%を適用した結(jié)果感作性は示さなかったとの報(bào)告がある (JMPR (2011)、農(nóng)薬抄録 (2010)、産衛(wèi)學(xué)會許容濃度の提案理由書 (1995))。舊分類の判斷根拠は、本物質(zhì)20%の適用であり、分類に用いるには不十分なデータと判斷した。
生殖細(xì)胞変異原性
ガイダンスの改訂により「區(qū)分外」が選択できなくなったため、「分類できない」とした。すなわち、in vivoでは、マウス骨髄細(xì)胞の小核試験で陰性である (農(nóng)薬抄録 (2010)、JMPR (2011))。In vitroでは、細(xì)菌の復(fù)帰突然変異試験、哺乳類培養(yǎng)細(xì)胞の遺伝子突然変異試験、染色體異常試験でいずれも陰性である(産衛(wèi)學(xué)會許容濃度の提案理由書 (1995)、Etofenprox_eval_WHO_july_2007、JMPR (2011)、農(nóng)薬抄録 (2010))。
発がん性
ラット及びマウスを用いた2年経口投與による発がん性試験では本物質(zhì)に関連する腫瘍の発生は認(rèn)められていない (日本農(nóng)薬學(xué)會誌 14, 505-509 (1989)、『食品衛(wèi)生研究』 vol.46 No.11 (1996)、農(nóng)薬抄録 (1986))。しかし、國際機(jī)関等による発がん性分類がないことから、「分類できない」とした。
生殖毒性
ラットを用いた経口経路 (混餌) での2世代投與試験において、親動物毒性がみられる用量 (F0では4,900 ppm、F1及びF2では700 ppm以上) で性機(jī)能又は生殖能に何ら影響が認(rèn)められていない (JMPR (2011))。また、ラットを用いた器官形成期投與試験においても、母動物毒性 (流涎と口周辺部の赤褐色の著色等の癥狀及びわずかな體重増加の抑制) がみられる用量 (5,000 mg/kg bw/day) においても母動物 (F0) 及びF1母動物の生殖能に影響がみられず、児動物 (F1とF2) にも異常がみられておらず (JMPR (2011))、ウサギを用いた器官形成期投與試験を含めて催奇形性はないと判斷されている (JMPR (2011))。
以上のように、生殖毒性を示唆する明らかな証拠が認(rèn)められないことから區(qū)分外とした。