急性毒性
経口
GHS分類: 區(qū)分4
ラットのLD50値として、1,190 mg/kg との報(bào)告 (DFGOT vol.23 (2007)、ATSDR (2005)) に基づき、區(qū)分4とした。
経皮
GHS分類: 分類できない
データ不足のため分類できない。
吸入:ガス
GHS分類: 分類対象外
GHSの定義における固體である。
吸入:蒸気
GHS分類: 分類対象外
GHSの定義における固體である。
吸入:粉じん及びミスト
GHS分類: 分類できない
データ不足のため分類できない。
皮膚腐食性及び皮膚刺激性
GHS分類: 分類できない。
データ不足のため分類できない。なお、労働者853人に対するパッチテストにおいて、本物質(zhì) (5~20%) を適用した結(jié)果、2%の被験者に膿皰性の刺激反応がみられたとの報(bào)告がある (DFGOT vol. 23 (2007))
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
GHS分類: 區(qū)分2B
ウサギを用いた眼刺激性試験において、本物質(zhì)100 mgを適用した結(jié)果、軽度の結(jié)膜刺激がみられたとの報(bào)告がある (ATSDR (2005)、PATTY (6th, 2012))。以上から、區(qū)分2Bとした。
呼吸器感作性
GHS分類: 分類できない
データ不足のため分類できない。
皮膚感作性
GHS分類: 分類できない
データ不足のため分類できない。なお、労働者853人に対するパッチテストにおいて、本物質(zhì) (5~20%) を適用した結(jié)果、感作性は認(rèn)められなかったとの報(bào)告 (DFG vol. 23 (2007)) や、モルモットを用いたマキシマイゼーション試験において20匹中3匹に感作性が認(rèn)められたとの報(bào)告がある (DFGOT vol. 23 (2007))。
生殖細(xì)胞変異原性
GHS分類: 分類できない
本物質(zhì)ではなく本物質(zhì)のニ水和物のデータであるが、in vivoでは、ラット、マウスの赤血球を用いた小核試験でいずれも陰性 (ATSDR Addendum (2015))、マウスの骨髄細(xì)胞を用いたコメットアッセイでは陽性である (ATSDR Addendum (2015))。In vitroでは、本物質(zhì)のニ水和物で細(xì)菌の復(fù)帰突然変異試験で陰性、本物質(zhì)のヒトリンパ球を用いた染色體異常試験で陽性、陰性のデータ、姉妹染色分體交換試験で陰性、哺乳類培養(yǎng)細(xì)胞を用いた染色體異常試験では陰性である (ATSDR (2005)、ATSDR Addendum (2015))。以上より、ガイダンスに従い、分類できないとした。
発がん性
GHS分類: 分類できない
ヒトの発がん性に関する情報(bào)はない。実験動(dòng)物では本物質(zhì)をラット、又はマウスにタングステンとして5 ppmの濃度の飲水を540日間投與した試験で、腫瘍発生率の増加はみられなかった (DFGOT vol. 23 (2007)) との記述がある一方で、タングステン150 ppmを含むタングステン化合物 (非特定) を雌ラットに14日間投與後、N-メチルニトロソウレア (NMU) 50 mgを靜脈內(nèi)注射した試験では、タングステン投與群でNMU注射125日後に乳がん発生率の増加、及び乳がん発生時(shí)期の短縮が認(rèn)められた (DFGOT vol. 23 (2007)、ATSDR (2005)) との記述がある。以上の試験結(jié)果からは本物質(zhì)の発がん性に関して結(jié)論は導(dǎo)けず、また國際機(jī)関による分類結(jié)果もない。したがって、本項(xiàng)はデ-タ不足のため分類できないとした。
生殖毒性
GHS分類: 分類できない
ヒトの生殖影響に関する情報(bào)はない。実験動(dòng)物では雄ラットに本物質(zhì)を50 mg/kg/dayで55日間強(qiáng)制経口投與後に無処置雌ラットと交配させた試験では、生殖能、性ホルモン、生殖器重量への影響はみられなかった (ATSDR Addendum (2015))。しかし、雄ラットに本物質(zhì)を275 mg/kg/day相當(dāng)量で3ヶ月間混餌投與後に無処置雌ラットと交配させた試験では、精巣ライデッヒ細(xì)胞の密度及び機(jī)能の増加、血清テストステロン、LH及びFSHレベルの増加がみられた (ATSDR Addendum (2015)) との記述がある。一方、雌ラットに本物質(zhì)を275 mg/kg/day相當(dāng)量で3ヶ月間混餌投與後に無処置雄ラットと交配させた試験でも、血清FSHレベルの増加、及び同プロジェステロンレベルの減少がみられた (ATSDR Addendum (2015)) との記述がある。また、雌雄ラットに本物質(zhì)を交配前70日間、及び交配、妊娠を経て、哺育20日まで強(qiáng)制経口投與した結(jié)果、高用量の125 mg/kg/dayでは妊娠期間の延長がみられたのに対し、マウスを用いた同様の試験では、生殖能及び性機(jī)能への影響はみられていない (ATSDR Addendum (2015))。この他、雌ラットにタングステン化合物 (非特定) を妊娠前及び妊娠期間を含め、最長8ヶ月間混餌投與し、妊娠20日に帝王切開して胎児を観察した試験で、胎児毒性、及び骨化遅延がみられたとの報(bào)告があるが、記述が不十分で詳細(xì)不明であるとされている (ATSDR (2005)、DFGOT vol. 23 (2007))。
以上、ラットに本物質(zhì)を経口経路で投與した生殖影響評価試験において、雌雄とも性ホルモンレベルに変動(dòng)を生じたものの、性機(jī)能に特段の変化はみられず、生殖能への有害影響も示されていない。しかしながら、妊娠動(dòng)物を用いた発生影響について、評価に十分な試験成績がない。よって、本項(xiàng)はデータ不足のため分類できないとした。