急性毒性
経口
ラットのLD50値として、11,300 mg/kg (SIDS (2005))、11,800 mg/kg (SIDS (2005)、 ECETOC TR64 (1995)、ECETOC TR95 (2005)、PATTY (6th, 2012))、12,600 mg/kg (SIDS (2005)) の報(bào)告に基づき區(qū)分外とした。
経皮
ウサギのLD50値として、7,400 mg/kg (SIDS (2005)、 ECETOC TR64 (1995)、 ECETOC TR95 (2005)、 PATTY (6th, 2012)) に基づき區(qū)分外とした。
吸入:ガス
GHSの定義における液體である。
吸入:蒸気
データ不足のため分類できない。
吸入:粉じん及びミスト
ラットの200 mg/L (1時(shí)間) 吸入試験 (4時(shí)間換算値:50 mg/L) の結(jié)果、死亡例なしとの報(bào)告 (SIDS (2005)) に基づき、區(qū)分外とした。なお、試験濃度が飽和蒸気圧濃度 (0.08 mg/L) より高いため、ミストとして mg/L を単位とする基準(zhǔn)値を適用した。
皮膚腐食性及び皮膚刺激性
ウサギを用いた24時(shí)間皮膚刺激性試験結(jié)果に、「軽度の刺激性」 (SIDS (2005)) とあり、ヒトへの影響としては、20名の男女に72時(shí)間適用した際に、「軽度の刺激性」 (SIDS (2005)) とあることから、區(qū)分外 (國連分類基準(zhǔn)の區(qū)分3) とした。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
データ不足のため分類できない。なお、ウサギを用いたドレイズ試験において、軽度の刺激性と評価されている (SIDS (2005))。
呼吸器感作性
呼吸器感作性:データ不足のため分類できない。
皮膚感作性
皮膚感作性:データ不足のため分類できない。
生殖細(xì)胞変異原性
分類ガイダンスの改訂により「區(qū)分外」が選択できなくなったため、「分類できない」とした。すなわち、in vivoでは、マウス骨髄細(xì)胞の小核試験で陰性である (SIDS (2005)、ECETOC TR64 (1995)、ECETOC TR95 (2005))。In vitroでは、細(xì)菌の復(fù)帰突然変異試験及び哺乳類培養(yǎng)細(xì)胞の遺伝子突然変異試験で陰性である (SIDS (2005)、ECETOC TR64 (1995)、ECETOC TR95 (2005)、IUCLID (2000))。
発がん性
データ不足のため分類できない。
生殖毒性
データ不足のため分類できない。なお、発生毒性については、経口経路でのラット、ウサギの発生毒性試験の報(bào)告があり、骨格変異、體重増加抑制を含む発生影響がラットで1,250 mg/kg bw/day、ウサギで1,500 mg/kg bw/dayの用量でみられている (SIDS (2005)、PATTY (6th, 2012)、ECETOC TR95 (2005))。これらの影響は軽微な影響であり分類根拠としない。なお、PATTY (6th. 2012) では、母動物毒性のNOAELと発生毒性のNOAELは極めて近く、本物質(zhì)は受胎産物に対する選択的毒性ではないとしている。生殖能に関する報(bào)告はないため分類できないとした。
特定標(biāo)的臓器毒性(単回ばく露)
ラットの強(qiáng)制経口投與において、最高用量 (16 mL/kg) での死亡がみられたが、他のガイダンスの範(fàn)囲外の濃度 (4-8 mL/kg) 明確な癥狀の記載はなかった (SIDS (2005))。またラットの吸入ばく露 (ミスト) において、ガイダンスの範(fàn)囲外の濃度 (4時(shí)間換算:50 mg/L) において死亡及び毒性癥狀は見られなかった (SIDS (2005)) との報(bào)告や、飽和蒸気濃度 (詳細(xì)濃度不明) のばく露で毒性影響はなかった (ECETOC TR95 (2005)、PATTY (6th, 2012)) との記載がある。ウサギにおける経皮投與試験において、最高用量 (10 g/kg) で死亡が認(rèn)められたが、他のガイダンスの範(fàn)囲外の濃度 (2.5-5 g/kg) で毒性影響は見られなかった (SIDS (2005))。以上の結(jié)果から區(qū)分外と判斷した。
特定標(biāo)的臓器毒性(反復(fù)ばく露)
ラットに13週間経口 (飲水) 投與した試験、並びにラットに13週間及びウサギに21日間経皮ばく露した試験では、いずれも區(qū)分2のガイダンス値範(fàn)囲を超える高用量 (400 mg/kg/day 以上) で試験されており、経口ばく露では肝臓、精巣への影響が、経皮ばく露では無影響 (ウサギ) 又は精巣への影響 (ラット) がみられた (SIDS (2005)、ECETOC TR95 (2005)、HSDB (Access on October 2013)) と報(bào)告されている。以上より、経口及び経皮では區(qū)分外相當(dāng)であるが、吸入経路での毒性影響が不明であり、データ不足のため分類できないとした。
吸引性呼吸器有害性
データ不足のため分類できない。